2017年12月17日 戦国大名南部氏と北奥の守護所・戦国城下町

第4回南部学研究会「戦国大名南部氏と北奥の守護所・戦国城下町」のお知らせです。

会場:南部町立町民ホール「楽楽ホール」(青森県三戸郡南部町大字下名久井字白山81)

主催者:南部町・南部町教育委員会

参加条件:参加自由(申込不要)、入場・資料代無料

青森県南部町公式サイト:http://www.town.aomori-nanbu.lg.jp/

趣旨

青森県南部町は南部藩発祥の地であり、貴重な文化財・遺跡などが数多く残されている。南部学研究会では、発掘調査等に基づく中世南部氏の最新の研究成果を全国に発信する。今年度のシンポジウムでは、室町・戦国期の全国の守護所や戦国城下町と歴代の三戸南部氏の居城・城下町を比較し、本三戸城をはじめとする南部氏の城館・城下町空間の実像を明らかにした上で日本史上の位置づけを探る。

 

プログラム

○基調講演1 10:00~11:20

 講師 仁木宏 氏(大阪市立大学教授)
 「戦国・豊臣時代の大名と城下町
  ~南部氏の聖寿寺館跡・三戸城を解く~」

○基調講演2 11:20~12:10
 講師 齊藤利男 氏(弘前大学名誉教授)
 「南北朝・室町・戦国期の三戸南部氏」

○アトラクション 12:50~13:10
 「南部七唄七踊り」(町無形文化財)

○研究報告  13:10~15:10
 ・布施和洋(南部町教育委員会)
 「三戸南部氏の城館変遷とその年代
  ~平良ヶ崎城から聖寿寺館、そして新三戸城へ~」

 ・野田尚志 氏(三戸町教育委員会)
 「三戸城と城下の変遷
  ~戦国末期から近世初頭の様相~」

 ・柴田知二 氏(二戸市教育委員会)
 「信直段階の福岡城下」

 ・榊原滋高 氏(五所川原市教育委員会)
 「北奥の『屋形』安藤氏の本拠十三湊と秋田湊の都市構造」

○シンポジウム 15:15~16:25
 「よみがえる戦国都市本三戸」
 ・コーディネーター
  齊藤利男 氏(弘前大学名誉教授)
 ・パネリスト
  仁木宏 氏
  野田尚志 氏
  柴田知二 氏
  榊原滋高 氏
  布施和洋
 
○出土品展示 9:00~15:30

○南部せんべい鍋無料提供 12:10~13:10