2021年12月19日【シンポジウム】サカスタ予定地の地下に眠る広島城跡を考える

 広島サッカースタジアム建設予定地では大規模な近代軍遺構が発見され、多くの保存要望の声が広島市に寄せ られましたが、遺構は一部「切り取り保存」がなされただけで、現在は下層の近世面の調査が継続されています。調査 地は広島城本丸の西側、西の出丸隣接地にあり、広島城を構成する重要な場所に位置しています。今回、芸備地方 史研究会では、サカスタ予定地周辺の近世史の重要性を考え、シンポジウムを企画しました。今年 10 月の近代遺構 をテーマとしたシンポジウムに続く第 2 回となります。考古学、文献、建築史の各分野から発掘調査地の重要性につ いて考えてみたいと思います。また、文化財の保存・活用と開発の調和を前提とした街づくりを進めるため、他の先進 的な事例を参考にしながら、長期的な都市計画が必要性について考えてみたいと思います。

【会 場】 県立広島大学 2143 講義室(広島市南区宇品東一丁目 1 番 71 号)

【日 程】 12 月 19 日(日)13:00~17:00

13:00 開会・会長挨拶
13:10~13:30 趣旨説明(藤野次史)
13:30~14:00 基調報告 1 広島城跡発掘調査の成果と課題(小都 隆)
14:00~14:30 基調報告 2 中世後期・近世史研究から見た広島城の位置づけ(光成準治)
14:40~15:10 基調報告 3 建築から見た広島城(佐藤大規)
15:10~15:40 基調報告 4 松江城下町遺跡の調査成果とその活用事例について(川上昭一)
15:50~16:50 討 論(コーディネーター/後藤研一)
17:00 閉会

【実施方法】対面およびオンライン(いずれかを選んでご参加ください)

【申し込み方法】

12 月 13 日(月)まで(往復はがきは必着)に芸備地方史研究会までお申し込みください。参加方法によって申し込 み方法が異なります。ご注意ください。
対面参加(先着 180 名) 往復はがきにシンポ参加を明記のうえ、住所・郵便番号・氏名を記入し、研究会宛にお申し込みください。
オンライン参加(先着 200 名)
QR コードもしくは本会 HP を利用して、Microsoft Forms でお申し込みください。

芸備地方史研究会 (HP:https://geishi.hiroshima-u.ac.jp/

〒739-8522 東広島市鏡山一丁目 2-3 広島大学文学部日本史学研究室内
電話/FAX:082-424-6643
Email:geishi@hiroshima-u.ac.jp

【会場へのアクセス方法】

(会場には駐車場を用意しておりませんので、公共交通機関でご来場願います)
JR 広島駅

【バス】 JR 広島駅南口 7 番乗り場
302 号線(右回り)、312 号線/「県立広島大学前」下車、342 号線/「県病院前」下車

【市内電車】JR 広島駅南口
5 号線(広島港行き)/「県病院前」下車
紙屋町(バスセンター)

【市内電車】 紙屋町西」または「紙屋町東
1 号線(広島港行き)または 3 号線(広島港行きまたは宇品二丁目行き)/「県病院前」下車
八丁堀

【バス】 八丁堀
12 号線乗車/「県立広島大学前(広島キャンパス)」下車

 

チラシ(pdf)