ワークショップ「査読英文誌掲載を目指す論文執筆」

第二回ワークショップ開催のお知らせ

 日本考古学協会英文機関誌編集委員会では、第二回「ワークショップ:査読英文誌掲載を目指す論文執筆」を下記の通り開催いたします。
 グローバル化の中、日本考古学への関心とその成果共有への期待も日々高まっています。このような期待に応えつつ意見交換の地平を共有してゆくために、研究成果の査読英文誌への投稿は重要性を増しています。このような状況を踏まえ、日本考古学協会では、科学研究費助成事業(国際情報発信強化)を得て、平成25年度に英文機関誌『Japanese Journal of Archaeology(JJA)』を創刊し、これまで5巻を発刊してまいりました。平成30年度からは、JJAの発刊とともに、総会もしくは大会における英語セッションの開催と、英文論文執筆のためのワークショップの開催を柱とする国際発信力強化事業を展開することとなりました。
 第一回目ワークショップは、連合王国ロンドン大学アジア・アフリカ研究所教授ジーナ・バーンズ(Gina Barnes)教授、カナダ・トロント大学ギャリー・クロウフォード(Gary Crawford)教授を講師にお迎えし、2018年10月22日、明治大学にて開催し、参加者の皆様から高い評価をいただきました。第二回目の今回は、連合王国イーストアングリア大学教授・セインズベリー日本芸術文化研究所所長サイモン・ケイナー(Simon Kaner)教授とArchaeology Magazine副編集長エリック・パウウェル(Eric Powell)氏を講師として、英文論文執筆、また査読英文誌投稿における様々なポイントやヒントにつきご講義いただき、JJAを始めとする査読英文誌への投稿・受理に向けて何をすれば良いのかについて学ぶ機会といたします。この機会に、一人でも多くの方々、ことに西日本在住の皆様に査読英文誌投稿のノウハウと論文執筆スタイルについて学んでいただき、日本考古学の国際化のますますの進展へとつなげていただければ幸いです。

第二回日本考古学協会英文機関誌編集委員会主催ワークショップ
「査読英文誌掲載を目指す論文執筆」

 日  時:2019年2月20日(水) 9:30~17:00
 会  場:九州大学伊都キャンパス・イーストゾーン・イースト1号館1階E-B-101教室
    地図
 参加資格:特になし(定員に達した場合には日本考古学協会会員の参加を優先いたします)
 募集人員:30名程度
 参加方法:日本考古学協会事務局にメール(jjarch@archaeology.jp)にて2月6日(水)までにお申し込みください。お申し込みいただいた皆様には、当日の講義、質疑応答、ディスカッションの進め方等の詳細につきご連絡差し上げます。

プログラム:9:30~10:00 趣旨説明(溝口孝司)
      10:00~12:00 講義1(サイモン・ケイナー教授) *適宜通訳有り
      12:00~13:30 休憩
      13:30~15:30 講義2(エリック・パウウェル氏) *適宜通訳有り
      15:30~15:40 休憩
      15:40~16:50 ディスカッション・Q&A:査読英文誌掲載を目指す論文執筆
      16:50~17:00 閉会挨拶

(会場へのアクセス)
◯福岡空港からお越しの方
・福岡空港駅(地下鉄空港線)→姪浜駅(JR.筑肥線へ乗り換え※)→九大学研都市駅→昭和バス乗り換え→伊都キャンパス
◯博多・天神からお越しの方
・博多駅(地下鉄空港線)→天神駅→姪浜駅(JR.筑肥線へ乗り換え※)→九大学研都市駅→昭和バス乗り換え→伊都キャンパス
・博多駅前A(西鉄バス都市高速経由急行九大伊都キャンパス行き)→天神ソラリアステージ前→伊都キャンパス:「九大ビッグオレンジ」前下車、イーストゾーン1号館まで徒歩約5分。※地下鉄空港線西唐津行き、筑前前原行きに乗車した場合は、姪浜駅での乗換は不要
◯九大学研都市駅から昭和バスへの乗り換え
・乗車バス④番乗り場「九州大学線 学園通り経由・文系」、①番乗り場「九州大学線 周船寺経由」、②番乗り場「九州大学線 横浜西経由」から、「九大中央図書館」もしくは「九大イーストゾーン」下車。※約13分・片道250円。イーストゾーン1号館まで徒歩約3分。