一般社団法人日本考古学協会第88回(2022年度)総会は、2022年5月28日(土)・29日(日)の両日、早稲田大学早稲田キャンパス(28日)・戸山キャンパス(29日)を会場として開催を予定しています。このうち5月29日(日)が研究発表となりますので、下記の要領をご確認の上、お申し込み願います。なお、新型コロナウイルス感染症の流行状況によっては、オンライン開催となる可能性もありますので、ご承知おきください。
記
1.研究発表について
1)研究発表の内容と方法について
①研究発表は、セッション、口頭発表、ポスターセッションの3形式で行います。
②セッションは、1セッション2~3時間以内(午前1本・午後1本、時間配分は口頭発表に同じ)で行うもので、個別の研究テーマ・課題を中心に研究発表や討議が行われるものです。企画者(1名ないし2名)が、趣旨説明を行うとともに、趣旨説明・討論を含む4~6件を限度とする研究発表がなされるものです。
③受入れ件数は、セッション6件、口頭発表40件、ポスターセッション20件が可能ですが、当日発表者1名につき、いずれかの形式で1件の申込みとさせていただきます。なお、申込み件数が多数の場合は、原則として先着順とします。
④1研究チームが複数の発表をする場合にはセッションが望ましいですが、口頭発表に参加する場合は原則として、そのうちの1件とし、他の発表は③に従いポスターセッションとしてお申し込みください。
⑤前年度に口頭発表(セッション含む)をされた方は、原則的にポスターセッションでお願いします。
⑥研究発表の会場設営に当たっては、研究者相互の情報交換や活発な議論の場を提供すべく、会場の配置や組み合せ等の調整をさせていただいております。セッション、口頭発表、ポスターセッションのいずれの発表形式を選択するかについては、上記の条件により会員の希望を基本といたしますが、それぞれの申込み件数や発表内容によっては、調整することがあります。
⑦申込みの採否、及び発表形式については、2021年12月中に日本考古学協会から申込者に通知いたします。
⑧最終的な発表の採否・発表形式・発表件数等については、日本考古学協会(理事会)が決定させていただきます。
⑨会場での対面開催ができない場合、オンラインでの開催となる可能性があります。事前に、図・表・写真等の著作権に関しては発表者ご自身での処理をお願いします。
2)発表時間
①セッションは、発表は1件25分以内(発表20分、質疑5分)とします。趣旨説明は5分ないしは25分とし、5分で行う場合は研究発表とは見なさず、発表要旨も必要ありません(発表件数にも含みません)。また、討論を行う場合は、1件として扱い、25分以内とします。申込み時の申告時間・発表順番の変更は、原則的にできません。
②口頭発表は、1件25分以内(発表20分、質疑5分)とします。
③ポスターセッションは、会場で行う場合、13:00~14:00をコアタイム(発表者立会質疑時間)とさせていただきます(この間、セッションと口頭発表はありません)。
ポスターセッション展示コーナーの使用は10:00~16:30となりますので、適宜、質疑時間を設け、各コーナーにおいて、その予定を掲示してください。
なお、オンライン開催の場合はポスターデータの掲示のみで、コアタイムを設けられない可能性もあります。
3)使用機器および形態
①今回の口頭発表においては、液晶プロジェクターの使用になります。OHC・OHP・スライドプロジェクターは使用できませんので、ご注意ください。
※デジタルデータは、事前提出【パソコンOS:Windows 10/アプリケーション:Microsoft Office Power Point2016形式】といたします。提出期限は、別途ご連絡いたします。
②会場開催の場合、ポスターセッションの展示スペースは、1件につき、縦置・幅90㎝×高さ180㎝のパネルを使用します。OA機器等を使用される方は、机を準備いたしますので事前に申し込んでください。なお、電源がないため、各自バッテリー対応の準備を願います。
4)発表条件
①本協会正会員・学生会員であり、かつ2021年度分会費まで納入済みであることが申込みの条件です。
②共同発表の場合には、正会員あるいは学生会員が1名以上加わってください。なお、セッション企画者並びにポスターセッション発表代表者は、正会員・学生会員に限ります。
③セッション発表・口頭発表・ポスターセッションの当日発表者は、正会員及び学生会員に限ります。但し、協会・総会実行委員会の依頼による発表や他学会(考古学関係の学会・機関・団体等は除く)との合同セッションに関しては、この限りではありません。
④発表代表者あるいは当日発表者の学生会員は、指導を担当する教員による指導証明が必要となります(申込後に確認の上、ご連絡いたします)。
⑤セッション・口頭発表とポスターセッションは、同等の業績として研究発表要旨に収録されます。そのため、未発表のオリジナルな内容が求められます。必ず申込書末尾の、未発表であることを誓約する署名をしてください。
2.研究発表の申込みについて
【申込み方法】
①口頭発表とポスターセッションの申込みは、下記申込みフォームに必要事項及び、1件200字以内の発表要旨要約を記載のうえ、下記申込み期限内に、協会事務局宛に送信してください。(会報№203掲載の申込書【様式1】に必要事項を記入・未発表である旨の誓約署名を記載し、協会事務局宛に郵送またはFAX送信いただいても申込みが可能です。)
②セッションを申請する場合は、企画者(1名ないし2名)が一括して申請してください。申込書【様式2-1】(会報№203掲載)を使用して、趣旨説明とともに発表者の題目・氏名を、申込書【様式2-2】(会報№203掲載)を使用して、当日発表者1名につき200字以内の発表要旨要約と未発表である旨の誓約署名を記載のうえ提出していただきます。下記の申込み期限内に、協会事務局宛に郵送またはFAX送信してください。なお、申込書は下記リンクからもダウンロードできます。
日本考古学協会第88回総会セッション申込書【様式2-1,2-2】
【申込み期限】
2021年12月1日(水)締め切り(申込書必着厳守)
3.発表要旨の原稿執筆と編集
1)セッションの趣旨説明(25分の場合)・発表、口頭発表並びにポスターセッションによる発表要旨は、以下の要項に基づき『日本考古学協会第88回総会研究発表要旨』に収録します。
2)原稿枚数
①図版も含めA4判1頁以内
②本 文……横二段組:29文字×56行×2段、うち表題分として29文字×8行×2段を使用するので、本文は29文字×48行×2段となります。
※第87回(2020年度)総会時の要項と文字数・行数が異なりますので、ご注意ください。
図 版……横:1頁の場合 18.0㎝、左右半頁の場合 8.6㎝
縦:21.1㎝
トレース等を完了した完全原稿でお顧いします。
執筆者の手によらない図版・表・写真は、必ず典拠を明記してください。
※研究成果については是非、機関誌『日本考古学』等への投稿をお願いします。
3)原 稿
①文字原稿は、打出し原稿並びにテキストファイル変換したCDをお送りください。あるいは、打出し原稿
(PDFでも可)とテキストファイル変換した文字原稿をメール送信でお送りください。
②図表・写真等をデータ状態で入稿される場合には、本文中に貼り込まないでください。
レイアウトしたものとは別に、図表・写真のみのデータでお送りください。また、スキャンしたものを使用する場合は、グレースケールではなく、文字・線画モードでのスキャンをお願いします。
③メールによる原稿送付先アドレス、原稿執筆要領の詳細につきましては、12月中に、申込みの採否と併せてお知らせいたします。
4)原稿締切…2022年2月14日(月)までに協会事務局必着厳守
5)編集について
①割付・校正は協会事務局にご一任ください。執筆者校正は原則としていたしませんが、ご希望の場合には、事前にお申し出ください。
②提出された原稿及び図版・CD類は、事務の煩雑や郵送料の削減のため、原則として返却いたしませんので、各自でコピーを保存しておいてください。
6)著作権について
①日本考古学協会では2017年7月22日付で、「著作権規定」を制定・施行いたしました。第88回総会研究発表及び研究発表要旨にかかる著作権については、原稿を受理した時点で一般社団法人日本考古学協会へ帰属いたしますので、当会公式サイト「刊行物」に掲載の著作権規定をご確認の上、お申し込みください。