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日本考古学協会
第2回公開講座『考古学から見えてきたふるさとの歴史』
テーマ:日本列島の旧石器時代を知る 〜岩宿遺跡の世界〜


開催趣旨

 有限責任中間法人 日本考古学協会は、自主・民主・平等・互恵・公開の原則にたち、考古学研究者としての社会的責任の遂行と、考古学の発展を目的として1948年に結成された全国組織です。2004年3月に有限責任中間法人となり、現在、会員数は4,055名を数えます。本会の具体的な活動としては、春期総会および秋期大会、研究発表会・シンポジウムや講演会の開催、文化財保護活動、『日本考古学年報』ならびに機関誌『日本考古学』の発行、関連学術団体との連携・協力、国際交流などを推進しております。
 『公開講座』は、平成16年度から法人化に伴う活動の一環として新たに企画されたものであり、市民を対象として、これまでの研究成果を広く社会に還元することを目的としております。また、開催に当たっては「考古学から見えてきたふるさとの歴史」とありますように、全国各地で調査研究された遺跡の魅力をわかりやすく紹介し、考古学の面白さ、楽しさとともに、遺跡の大切さを伝えていきたいと考えております。
 第2回目を迎えました今回の公開講座では、「日本列島の旧石器時代を知る〜岩宿遺跡の世界〜」と題し、群馬県岩宿遺跡の発見を契機として明らかになってきた、日本列島における人類史のはじまり、旧石器時代の文化や生活の様子についてご紹介します。

開催日程

(以下敬称略)
開会 13:00 開会挨拶 西谷正(有限責任中間法人 日本考古学協会会長)
13:05 歓迎挨拶 松島榮治(元嬬恋郷土資料館館長)
基調講演 13:10〜14:10「岩宿遺跡の発見・発掘とその感動」小菅将夫(岩宿博物館学芸員)
記念講演 14:15〜15:15「解き明かされてきた日本列島の旧石器時代を語る」稲田孝司(日本旧石器学会会長・岡山大学教授 )
座談会 15:25〜16:05「聞いてみよう素朴な疑問−旧石器時代を知る」(質問者:太田市の小学生の皆さん,回答者:稲田孝司・小菅将夫)
閉会 16:05 閉会挨拶 矢島國雄(埋蔵文化財保護対策委員会副委員長)
16:10 閉会