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日本考古学協会
「埋蔵文化財の資格制度を考える」
関西シンポジウム

【開催趣旨】

 近年相次いで発足した埋蔵文化財の発掘調査に関わる資格制度と、現在文化庁で検討されている資格制度は、協会員の研究環境に今後大きな影響を与えることが予想される。

 日本考古学協会研究環境検討委員会では、これまでにポスターセッション、会報等で資格制度の概要をお知らせすると共に一定の意見を表明してきた。この問題の重大性と会員の関心の高さを踏まえ、これからの日本考古学協会の対応を考えるためには、先行する二つの資格制度と文化庁の検討内容の情報を共有し、研究者の意見を集約する必要があると判断し、東日本で開催される第75回(2009年度)総会時のシンポジウム「埋蔵文化財の資格制度を考える」と合わせて「埋蔵文化財の資格制度を考える」関西シンポジウ ムを開催することとした。二つのシンポジウムを通じて会員をはじめ多くの皆様から、埋蔵文化財資格制度について率直な意見をお寄せいただくことを期待している。

【プログラム】

13:00開 会
13:15〜13:40「埋蔵文化財の資格制度を考える」
辻 秀人(日本考古学協会研究環境検討委員会)
13:40〜14:05「日本文化財保護協会の資格制度」
戸田哲也(日本文化財保護協会)
14:05〜14:30「早稲田大学の考古調査士養成プログラム」
高橋龍三郎(早稲田大学)
14:30〜14:50「埋蔵文化財保護対策委員会の取り組みと資格制度」
近藤英夫(日本考古学協会埋蔵文化財保護対策委員会)
14:50〜15:15「文化庁の委員会における『埋蔵文化財保護行政における資格のあり方』の検討について」
禰%c佳男(文化庁記念物課主任文化財調査官)
15:15〜15:25休憩
15:25〜17:00討論