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2013年9月理事会議事録


 藤田理事から、本日の出席者は25名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。

会員の訃報について

 藤田理事から、千葉県の大賀さつき会員が2013年6月3日、京都府の森 浩一会員が8月6日に、亡くなられたとの報告があり、哀悼の意を表した。

議案第161号 『日本考古学年報』66(2013年度版)執筆者選定委員について

 佐古理事から、『日本考古学年報』66(2013年度版)の執筆者選考委員案が提示され、原案通り承認した。

議案第162号 『日本考古学年報』ウェブ上へのアップについて

 川名理事から、現在、紙媒体で発行している『日本考古学年報』を、会員への冊子としての刊行は行いつつ、今後はウェブ上での公開も行う方向で検討したいとの提案があり、原案通り承認した。

議案第163号 定款の改正について

 髙倉副会長から、これまで審議された新定款案と現在の定款を比較した「一般社団法人日本考古学協会定款新旧対照表(案)」が示され、新旧定款の比較検討を行った。新定款案を法律との齟齬がないようにするためにも、現在の定款の作成時にご尽力いただいた弁護士の岡野隆男会員に相談に伺い、その確認を経てから、新定款案を会報180号に掲載し、会員に提示することになった。

議案第164号 入会資格審査について

 馬淵理事から、2014年度新入会員の入会資格審査委員について、原案通り16名全員の承諾を得たことが報告され、承認した。

議案第165号 理事選挙について

 馬淵理事から、2014年の理事選挙の選挙管理委員について、原案通り16名全員の承諾を得たことが報告され、承認した。

議案第166号 研究発表映像の動画サイトでの使用許可願いについて

 近藤理事から、会員より第79回総会時の研究発表のビデオ撮影を動画サイトで公開したいとの希望がある旨の説明があった。審議の結果、これまで前例がなく、海外や他の学会の事例などを含めて検討を重ねる必要のあることから、継続して審議を行うこととなった。

議案第167号 「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画の推進について」(中間まとめ)に関する意見募集について

 近藤理事から、文部科学省から「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画の推進について」(中間まとめ)について意見募集の照会がある。地震災害を扱っている東日本大震災特別委員会に諮った上で、理事会での意見を加え、回答したいとの提案があり、承認した。

議案第168号 東日本大震災特別委員会の委員の選任について

 近藤理事から、岩手県考古学会推薦の熊谷常正委員から辞任希望が出されたため、同学会の八木光則会員を委員として推薦したいとの説明があり、原案通り承認した。

議案第169号 2013年度公開講座について

 大竹理事から、11月9日(土)に高知大学で開催予定の第8回公開講座について、田中会長が参加すること、さらに理事数名の協力を求めることが説明され、承認した。また、公開講座実行委員会である清家理事から発表者や発表内容についての補足説明があった。

議案第170号 退会の承認について

 *退会届が提出されている旨の報告があり、退会を承認した。

報告第240号 2013年度大会について

 大竹理事から、「大会実施要項」に基づき、進捗状況が説明され、各理事の役割分担・大会日程等について、要請と確認が行われた。

報告第241号 協会図書に係る検討小委員会報告

 橋口理事から、@7月理事会で報告の東京新聞の記事が掲載された。A9月28日(土)午前に第3回委員会を開催し、応募機関への調査項目案の検討、整理を行った。B公募期間終了後のスケジュールについての説明があり、了承した。

報告第242号 広報委員会報告

 馬淵理事から、広報委員会の活動の活性化のため担当理事で協議し、協会の対外発信に際して広報委員会が一定の役割を果たす必要があるとの確認、委員会の構成員についての検討など、広報委員会の体制整備を行っている旨が報告され、了承した。

報告第243号 埋蔵文化財保護対策委員会報告

 橋口理事から、7月幹事会議事録並びに9月幹事会議事録の提示があり、@佐賀県神埼市吉野ヶ里遺跡周辺におけるメガソーラー計画などの埋蔵文化財の保存問題について、佐賀県から回答があり、検討の結果、行政対応は適切に行われていると認められるが、現地の状況を視察する方向で調整中である。A静岡県沼津市高尾山古墳の保存問題について、沼津市と懇談を行う予定である。B長野大会時の情報交換会とポスターセッションについて協議したことが報告され、了承した。

報告第244号 研究環境検討委員会報告

 小川理事から、9月1日(日)に2013年度第2回委員会を開催し、@TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の影響を検討するため、諸外国の埋蔵文化財の調査体制についてのデータ収集を行っており、さらに各国の取り組みについて会員に情報提供を呼びかけていく。A長野大会時のポスターセッションについて協議したことが報告され、了承した。

報告第245号 英文機関誌について

 西藤理事から、8月9日(金)に2013年度第1回委員会を開催し、@『Japanese Journal of Archaeology』(以下、JJA)投稿規定における投稿者の範囲について協議し、一部修正を検討する。A編集作業の流れについて、確認を行った。B委員会開催日までに届いた投稿原稿について検討し、受理を決定した原稿については査読にまわす。なお、査読者については、候補者の選定を行い、依頼する。CJJAのロゴマークについて協議し、一部修正を行う必要のあることが報告された。また、新しいJJAロゴマーク案が提示され、了承した。

報告第246号 会員からの要望について

 大竹理事から、第79回総会時の継続審議である会員からの要望について、提案した五十嵐彰会員と、田中理事と大竹理事が懇談を行った旨が報告され、次回以降の理事会で議案として取り上げ審議することを了承した。

以上