HOME  > 東日本大震災対応


東日本大震災対策特別委員会からのお知らせ

 当特別委員会では、2014年度は総会時の5月17日(土)に日本大学文理学部で第1回委員会を開催し、翌18日(日)には「東日本大震災の復興調査の進捗状況と課題」と題するセッションを開催しました。7月11日(金)には協会事務所において第2回委員会を開催し、2015年度末までとなっている復興事業にかかる予算措置の延長を求める会長声明案の検討や、今年度の報告会の日時や場所についての協議を行いました。
 ついで伊達大会時の10月11日(土)に伊達市で第3回委員会を開催し、報告会の開催会場と構成が固まりました。委員会活動の詳細は次回の会報で報告する予定ですが、1月から2月に下記のとおり報告会を開催することとなりましたので、お知らせ致します。

東日本大震災復興に伴う発掘調査の成果報告会

趣旨

 東日本大震災からの復興に向け、東北太平洋沿岸ではこれまでにないほどの大規模な土木工事が進められ、それに伴って埋蔵文化財の発掘調査も大規模かつ集中的に実施されています。
 被災3県では全国から60名を超える文化財担当職員の派遣支援を受けながら、発掘調査が各所で進められ、歴史像の見直しを迫る成果が得られています。その成果を多くの方々に還元するとともに、復興に向けた大きな力とすることを目的とし、2回目となる今年度は下記の日程・会場で、岩手・福島両県の報告会を開催することといたしました。

日時・会場

プログラム

@ 1月31日(
 宮古会場 テーマ「発掘調査でわかった沿岸部の歴史」
13:30〜13:35あいさつ・趣旨説明
13:35〜14:05復興計画と発掘調査の進捗状況菅 常久(岩手県教育委員会)
14:05〜14:35宮古市の復興調査でわかったこと長谷川 真(宮古市教育委員会)
14:35〜15:05復興調査の成果−縄文時代−北村 忠昭((公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター)
15:15〜15:45復興調査の成果−古代・中世−金子 佐知子((公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター) 
15:45〜16:15復興調査に派遣職員として携わって柏原 正民(兵庫県から岩手県に派遣)
16:15〜16:30意見交換
A 2月1日(
 福島会場 テーマ「復旧・復興調査でわかった福島県の歴史」
13:00〜13:10あいさつ・趣旨説明
13:10〜14:00福島県の復興調査と成果轡田 克史(福島県教育委員会)
14:00〜14:30南相馬市の復興調査と成果荒 淑人(南相馬市教育委員会)
14:30〜15:00いわき市の復興調査と成果木幡 成雄(いわき市教育委員会)
15:10〜15:40小峰城跡の復旧調査と成果鈴木 功(白河市建設部)
15:40〜16:10派遣職員からみた復興調査宮地 聡一郎(福岡県から福島県に派遣)
16:10〜16:30福島県内の復興調査の意義と課題玉川 一郎 (東日本大震災対策特別委員会)
16:30〜16:45意見交換