機関誌『日本考古学』

  機関誌『日本考古学』は、1994年11月に創刊されました。1948年の創設以来、日本考古学協会は先発の他学会との事業の重複を避けるために、会員の研究成果を発表する定期刊行物を持っていませんでしたが、考古学研究者の増加とともに論文執筆人口も増加し、研究発表の場へ需要が高まる中で、会員の総意を問い、他学会の了承を得たうえで創刊にいたりました。以来、年1冊の刊行であった本誌は、1998年から総会の開催される5月と大会の開催される10月にあわせて年2冊の刊行となり、2015年までに40冊を刊行しています。
日本考古学協会は特定の傾向の考古学研究を推進することを目的とはしていません。ですから、本誌も「主義主張、世代、学統を異にする研究者が交流できる共同の広場」を目指しています。また、本誌の名称の『日本考古学』も日本を中心とした考古学を意味し、日本のみならず、広く世界の諸地域に関する業績、特に日本と関係の深いアジア地域に関する業績の発表も歓迎しています。
*本文は、横山浩一(当時会長)「創刊のことば」『日本考古学』第1号を参考にしています。

年2回刊 ISSN 1340-8488
発売所 吉川弘文館
価格 (本体価格 4,000円+税) 判形 A4(30cm)

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※『日本考古学』第1~24号は、Journal@rchiveの電子アーカイブに収録されました。