日本考古学協会図書に係るアンケート（2012年3.1－3.31実施）
<<アンケート> 総計338通
（図書保管の形態と施設）
質問１ 図書の所蔵・保管・寄贈について（回答無し２）
| ①図書を一括して、協会で保管する | 117 |
|---|---|
| ②図書を分割し、協会が一部を所蔵し、残りをまとめて１カ所に寄贈する | 10 |
| ③図書を分割し、協会が一部を所蔵し、残りを数カ所に分けて寄贈する | 27 |
| ④図書を一括して、１カ所にすべて寄贈する(質問４へ) | 128 |
| ⑤図書を分割し、数カ所に分けてすべて寄贈する(質問４へ) | 45 |
| ⑥その他ご意見 | 21 |
質問２ 協会が独自に保管する場合、どの様な形態の施設が適当ですか(回答無し1)
| ①倉庫の賃借 | 8 |
|---|---|
| ②協会事務所周辺の空き教室借用 | 48 |
| ③遠隔地の空き教室借用 | 18 |
| ④図書専用の施設の賃借 | 28 |
| ⑤事務所と一緒の施設の賃借 | 39 |
| ⑥施設の購入 | 20 |
| ⑦その他ご意見 | 11 |
（経費）
質問３ 協会での所蔵に経費が必要な場合会費値上げは認められるのか（回答無し1）
| ①3,000円以上 | 34 |
|---|---|
| ②2,000円 | 57 |
| ③1,000円 | 21 |
| ④値上げは認められない | 19 |
| ⑤会費の値上げは認められないが、他の資金調達法を考える | 29 |
（図書の一括・分割寄贈）
質問４ 所蔵図書の所蔵・分割について (複数可)（回答無し 2）
| ①図書は、協会所蔵や他所への寄贈を問わず、一括して扱う | 124 |
|---|---|
| ②図書を分割し、協会は希少価値のある本を所蔵する | 20 |
| ③図書を分割し、協会は研究会・同人等の逐次刊行物を所蔵する | 6 |
| ④図書を分割し、協会は発掘報告書を所蔵する | 2 |
| ⑤協会が選択した残りは、一括寄贈する | 21 |
| ⑥協会の選択した残りは、機関の希望に応じて分配寄贈する | 20 |
| ⑦その他の図書分割法 | 15 |
（図書の利活用）
質問５ 図書の公開について （回答無し 6）
| ①非公開とし倉庫にて保管する | 0 |
|---|---|
| ②会員へ公開する | 69 |
| ③一般にも公開する | 166 |
| ④寄贈先の利用規則に任せる | 92 |
| ⑤その他 | 13 |
質問６ 図書の利用について（複数可）（回答無し 9）
| ①閲覧だけ | 9 |
|---|---|
| ②閲覧と本人によるコピー | 193 |
| ③郵送によるコピーサービス | 129 |
| ④本の郵送貸出 | 29 |
| ⑤寄贈先の利用規則に任せる | 99 |
（図書収集の今後）
質問７ 今後、協会として図書の収集にどう関わるかについて （回答無し 1 ）
| ①協会として、2010年以前と同様に図書の提供を受ける | 136 |
|---|---|
| ②協会として提供(寄贈)は受けるが、図書交換会参加者からの納入は止める | 80 |
| ③協会として図書提供は受けないが、所蔵図書の寄贈先へ図書を継続して提供してもらうように諸機関等への依頼をおこなう | 74 |
| ④協会として、今後、図書の提供は一切受けない(質問８の回答は不要です) | 44 |
| ⑤その他ご意見 | 13 |
質問８ 提供を受ける場合、図書のその後の扱いについて（回答無し 17）
| ①協会で所蔵する | 124 |
|---|---|
| ②所蔵図書を分割して寄贈した１つの機関へ新たな提供図書を分割寄贈する | 9 |
| ③所蔵図書を分割して寄贈した複数の機関へ新たな提供図書の分割寄贈する | 23 |
| ④所蔵図書を一括して寄贈した機関に、新たな提供図書を一括寄贈する | 92 |
| ⑤所蔵図書を分割して寄贈した機関に、新たな提供図書を分割寄贈する | 18 |
| ⑥その他ご意見 | 12 |
質問１について、検討軸での集計
| 協会保有 | 他所へ寄贈 | 合計 | |
| 一括 | １１７ | １２８ | ２４５ |
| 分割 | ３７(他所も含む) | ４５(８２) | ８２ |
| 合計 | １５４ | １７３(２１０) | ３２７（重複を含む） |
協会図書に係るアンケートに特徴的と思われるポイント
- １）協会所蔵図書を貴重な資料とし、其の利用・活用を積極的に考えている（問5･6）
- ２）今後の図書の収集にも協会が関わって欲しい（問7･8）
- ３）図書はなるべく一括がよい（問１）
- ４）図書を協会が所蔵すべきとする意見と、寄贈すべきとする意見は、半々に近いが、他所への分割を視野に入れた意見を含めると、寄贈案が多い。
- ５）所蔵図書に関する経費は、値上げ反対が多いと思われるが、値上げする場合でも、会費１年あたり2,000円が最大であろう。
記述式の代表的な意見
- １）デジタル化とネットでの公開
- ２）寄贈先は国内にして欲しい
- ３）地域・地方への分割
- ４）国の機関（国会図書館）への寄贈
- ５）空き部屋の利用
- ６）資金の調達については様々な意見があった
- ７）所蔵図書の利用を有料化すべき
- ８）所蔵図書の公開については、賛成意見が主
- ９）収集方法についても様々な意見があった
日本考古学協会