【開催趣旨】
人類社会の発展にとって、食糧生産は革命的な出来事でした。アジア地域における食糧生産は、東の稲作農耕、西の麦作農耕というように対照的に捉らえることができ、また雑穀や豆、さらに根菜類などの栽培も重要な要素でした。本講演会では、アジア諸地域の初期農耕とその拡散の様子を概観すると共に、トウモロコシを主とする新大陸の農耕と比較したいと思います。
12:30 | 開場 | |
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13:00−13:10 | 開催挨拶 | |
13:10−14:10 | 基調講演 「灌漑農耕の始まりと拡がり」 | 工楽善通(大阪府立狭山池博物館長・日本考古学協会) |
14:10−14:25 | 休憩 | |
14:25−15:05 | 「東アジアの農耕の起源と拡散」 | 宮本一夫(九州大学教授・日本中国考古学会) |
15:05−15:45 | 「東南アジアの農耕起源―根菜・ミレット・稲―」 | 新田栄治(鹿児島大学名誉教授・東南アジア考古学会) |
15:45−16:00 | 休憩 | |
16:00−16:40 | 「西アジア型農耕の始まり」 | 常木 晃(筑波大学教授・日本西アジア考古学会) |
16:40−17:20 | 「メソアメリカにおける農耕の起源と文明の形成」 | 青山和夫(茨城大学教授・日本考古学協会) |
17:20−17:30 | 閉会挨拶 |