日本地球惑星科学連合から下記の案内が来ておりますので、掲示します。
拝啓 時下益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
貴学協会におかれましては、関連分野のご発展のためにご尽力のこととお察し申し上げます。
さて、一般社団法人日本地球惑星科学連合では、来年5月22日より27日までの6日間、千葉幕張メッセ国際会議場において2011年大会を開催いたします。当大会は1990年より毎年開催されており、来年で22回目を迎えます。現在2011年大会に向けてセッションの募集を行っております。是非ご周知いただき、個々の会員の皆様のご参加のみならず、貴学協会として積極的にセッションを立ち上げて、研究発表の場、情報交換の場としてご利用いただきますようお待ちしております。
日本地球惑星科学連合は、現在、地球惑星科学および地球環境科学関連の48の学協会団体会員からなる連合体であると同時に、6000名以上の連合独自の個人会員からなる、非営利一般社団法人です(http://www.jpgu.org/)。2005年の日本学術会議の再編により、地球科学関連が一本化され、第3部理工学部会、地球惑星科学委員会となったのと歩調を合わせて発足したものです。2008年にはそれまでの任意団体から一般社団法人となりました。現在公益法人としての申請を進めているところです。
コミュニティー全体のまとめ役として、日本学術会議への統一対応や社会への統一的窓口機能を積極的に果たすとともに、学問的にも多くの境界領域を有するこの分野の相互交流を推進するハブとしての役割を果たしております。具体的学術交流として、例年5月に1週間に渡り、千葉県の幕張にて、大会を開催し、活発な場を形成しております。2010年度は167のセッションが開かれ、全体で5800名の参加を得ました。その内、20%は国際セッションとして開催され多くの外国からの参加も得ております。全体としては、この分野では世界最大規模のアメリカ地球物理学連合と欧州地球科学連合の規模に次ぐ、世界で第3の規模の大会となっております。2011年度は一層の発展をめざしております。
連合は、一般社団法人として発足する際に、国際的にも高いレベルの学術の交流と発信のハブとなる「高い峰」と、本邦の関連する様々な分野の「広い裾野」をカバーし、積極的に分野間交流を進めるハブ機能を持つことを組織理念の一つとして掲げました。また、本連合に加盟する学協会と「共存共栄」することをもう一つの組織理念として掲げ、そのために春のウィンドウと秋のウィンドウという日本独自の連携開催方式を実行して参りました。
春に開かれる連合大会の大きな特徴の1つは、多くの院生と学生の参加があり、それが全参加者の3分の1近くを占めることです。連合加盟の多くの学協会には、この特徴を最大限生かし、秋の分野別専門別の各学協会への参加を促し、会員増加の機会としていただくことを推奨しております。そのために、春の連合大会では加盟学協会専用テーブルを無料で設置しております。また、加盟していただく学協会は、自動的に社員(社員は学協会の団体社員と個人会員から選出の代議員より構成)となり、連合の社員総会に参加して、最高意思決定に参加いただくこととなります。
この機会に、貴協会におかれまして、当日本地球惑星科学連合へご参画され、日本の地球惑星科学、地球環境科学の発展に、是非、共に歩んでいただけますようお願い申し上げます。
なお、詳細は、当ホームページをご参照ください。ご興味をお持ちいただけました場合、またご不明な点がございましたら、ご遠慮なく下記事務局へお問い合わせいただければと思います。
敬具
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