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日本中国考古学会関東部会 第130回(2008年度8月)例会
「四川大地震と考古学者」

【要旨】
①では考古学・歴史地理学的にみて、四川とはどのような地域なのかを概論する。②では学習院大学で6月12日に開催されたチャリティー公開セミナー「四川大地震と四川文明 −未来のための歴史と現在−」について、日本の歴史・考古学界で地震発生後初めてみられた取り組みの事例として紹介する。そのなかで、先の地震による文化財の被害状況についても触れる。③では地震発生から2ヶ月が経つ現在、現地の考古学者が何に取り組んでいるのかを報告する。④では、阪神・淡路大震災の発生から現在に至る経過を踏まえて、四川で被害を受けた文化財と考古学者の取り組みの今後を見すえる。

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