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「厳しさを増す研究環境を考える」東北シンポジウム
開催のお知らせ
【開催趣旨】
近年、埋蔵文化財に関わる複数の資格制度が動きだし、包括的な資格制度が検討されている。また、団塊の世代が大量に退職する一方後任は補充されず、若い世代の埋蔵文化財担当者が非常勤職員などの不安定な立場におかれ、埋蔵文化財保護体制に危機的な状況が生まれようとしている。また、地方分権、経済改革が進められるなかで博物館の財政は逼迫し、基盤となる博物館法に手を加えられようとしている。本シンポジウムでは厳しさを増す研究環境の現状と問題を把握し、意見交換を行うなかで今後の展望を考えたい。
- 日時:2010年3月28日(日)13時00分〜17時00分
- 会場:東北学院大学土樋キャンパス8号館841教室(宮城県仙台市青葉区土樋1-3-1)
- 交通:JR「仙台駅」から徒歩約20分、または地下鉄「仙台駅」(長町方面行き)「五橋駅」下車(乗車時間約1分)、徒歩約5分
- 主催:一般社団法人日本考古学協会
- 共催:宮城県考古学会
- 対象:一般・学生・研究者
- 参加条件:申込み不要・入場無料
【プログラム】
13:00〜 | 受付開始 |
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13:30 | 開会 開会挨拶 | 髙倉洋彰(一般社団法人日本考古学協会副会長)
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13:40〜14:20 | 「埋蔵文化財の資格制度の現状と問題」 | 辻 秀人(研究環境検討委員会委員長)
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14:20〜15:00 | 「埋蔵文化財保護体制の現状と問題」 | 近藤 英夫(埋蔵文化財保護対策委員会委員長)
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15:00〜15:40 | 「行政改革と博物館」 | 矢島 國雄(全日本博物館学会会長)
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15:40〜15:50 | 休憩 |
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15:50〜17:00 | 意見交換 |
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17:00 | 閉会
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