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インドネシア近世港市遺跡発掘調査報告会
- 日時:2006年2月17日(金)午後1時30分〜5時
- 会場:福岡市埋蔵文化財センター(福岡市博多区井相田2-1-94 [地図] 博多駅よりバス約15分 092-571-2921)
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- 主催:バンテン遺跡研究会(連絡先:坂井 隆)
- 内容:インドネシアの代表的近世港市遺跡バンテン・ティルタヤサ遺跡とブトン・ウォリオ城跡の2005年度調査成果の報告。ジャワ島のバンテン・ティル タヤサでは17世紀後半のレンガ造水門跡群を発見し、近世東南アジアの在地水利システムの解明に大きな資料を提供した。一方、スラウェシ島のブトン・ ウォリオ城跡での堀試掘からヨーロッパ輸出向け様式の肥前大壷が出土し、肥前磁器輸出の新たな側面が明らかになった。本報告会では、それらの調査成果と共に、住民にとっての遺跡保存の意味についても調査時の経験を報告する。
- 13:40〜14:20 稲垣正宏「ティルタヤサ遺跡のスジュン水門跡」
- 14:20〜15:00 野上建紀「ウォリオ城跡出土の伊万里大壷」
- 15:10〜15:50 瀧本正志「両遺跡の調査経過と成果」
- 15:50〜16:30 坂井 隆「両遺跡の保存と住民」
- 16:30〜17:00 質疑応答