HOME > 図書問題 > 

アンケートは終了しました。

日本考古学協会図書に係るアンケート(3月31日必着厳守)

2012.3.1 協会図書に係る特別委員会

1.アンケート調査の主旨:

 現在委員会で討議している「協会図書問題」について、協会図書の基本理念と多くの協会員の理解を踏まえて解決を図りたいと考え、改めて会員の意見を確認するために、アンケート調査を行います。なお、アンケート項目のほとんどは、既に理事会や図書対応検討小委員会、総会、特別委員会等で実現性を含め検討・議論をしています。その詳細はこれまでの会報等を参照ください。

2.協会所蔵図書の特色:

 戦後初期から現在に至る全国各地の報告書や考古刊行物、地域を問わず各種の学会や研究機関、研究会・同人等の定期刊行物など57,000冊以上があり、他の機関にない図書も含んでいます。

3.所蔵図書の意義:

 協会の定款にうたう「考古学の発展;研究の協力や交流、研究条件の改善、文化財保護と活用」という協会の目的・事業の遂行の基となる重要な研究資源であり、公開・活用を図ることで、本来の意義を発揮するものと考えます。

4.所蔵図書の現状:

 57,000冊以上の本が段ボール箱に収められた状態で賃貸倉庫に保管されています。図書は利用できない状態で、平成23年度に必要な経費は、賃貸料が年間約81万円、図書目録作成等の図書に関わる事務費が約70万円です。その他、特別委員会経費が約59万円かかっています。

5.所蔵図書の提供者:

 提供者は協会員と、発掘調査組織や研究機関や発掘調査担当者、図書交換会参加者 (2010年度から中止状態)です。

6.所蔵図書の概略:

 2010年3月での集計では、1,460余種類の逐次刊行物が13,900余冊、その他の逐次刊行物と一般図書が43,630余冊で、合計57,530余冊です。2010年度までは、平均して年間段ボール箱約50箱(おおおそ2,000冊)の提供がありました。

 本稿のPDF