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<会報No.182掲載−2014.8.1>

協会図書に係る検討小委員会報告

  1.  協会図書に係る検討小委員会は、2013年度総会において協会図書に係る特別委員会から提出され、同総会で承認された『答申』に従い、2013年度に協会図書寄贈先の公募を行ってきた。公募の結果2機関から応募があり、小委員会および理事会で検討・採択した案に基づき、2014年度総会において、寄贈先は奈良大学図書館に決定した。
     なお小委員会は、引き続き協会図書の奈良大学図書館への移管が完了するまで、これまでの懸案事項(重複図書の扱い等)の整理を含めて協会窓口として機能することになった。
  2.  2014年度の協会図書に係る検討小委員会の構成委員は、白石浩之(委員長)、橋口定志(担当理事)、佐藤宏之(総務理事)、古瀬清秀(前総務理事)、泉 拓良(元特別委員会委員長)、木下正史(元特別委員会委員)、白井久美子(元特別委員会委員)であり、6月29日に開催された理事会に於いて承認された。
     なお6月理事会において小委員会メンバーが確定したこと、および後述する奈良大学による協会図書の視察の際の奈良大学側との意見交換の結果を踏まえて、7月理事会前に今年度最初の小委員会を7月19日(土)に開催する。
  3.  2014年度総会において図書の寄贈先として奈良大学図書館が承認された後、奈良大学図書館から図書の現況保管状況の視察要請があり、6月10日に奈良大学理事長市川良哉氏以下関係者9名が来訪された。協会からは、髙倉会長・橋口理事・泉委員・白井委員・長瀬事務局長の5名が対応した。視察内容は、@倉庫内の保管状況・A収納箱数の確認・B箱内の収納状況(サンプル開函、各倉庫2〜3箱)等であり、長瀬事務局長が収納内容に関する資料の提示および収納状況の説明を行った。奈良大学側からは、今後の大学の年間行事予定について説明があり、7月以降に具体的な連絡・調整を進めていくことで合意を得た。当日は各倉庫をそれぞれ1時間弱程度視察し、東所沢駅で散会した。