冒頭、泉委員長があいさつの中で、今日の特別委員会で基本方針を決めたいこと。次回の委員会で最終的な結論を出したいこと。結論とは5月の総会で委員会として提出する報告である、との提案があった。
(1)第8回特別委員会議事録要約について承認した。
(2)第9回特別委員会議事録(案)について承認した。
(1)聞き取り調査について
木下副委員長、大塚委員、橋口委員、白井委員が別個に4機関と接触したが、いずれも予備調査に応募するまでには至らなかったとの報告があった。
(2)予備調査について
11月21日(水)に泉委員長、木下副委員長が実施した某機関の聞き取り調査についての報告があり、一括受贈の可能性と寄贈図書についての考古学協会員の利用に支障はないとの報告がなされた。
重複本は寄贈先の判断に任せる方がよいとの意見が出された。
協会図書の利活用に会員の第1の希望があり、それがかなうために、一括寄贈する。独自に所蔵するには経費の問題があり、本委員会では検討しきれない。分割寄贈案は、分割の仕方や残った図書の処理問題が現段階では解決できず、解決策にはならない。両案は次善の策とし、委員会としては一括寄贈と決定した。
一括寄贈した場合は、協会は今後、図書を所蔵しないことの確認と、協会として図書の寄贈を受け、寄贈先に送付する(経費は協議)ことを希望する。
総会で承認されたら、協会のホームページに募集規定を掲載し、「日本図書館協会」「国・公・私立大学図書館協会」にリンクを張れば、周知されたと見なせるので、6月1日〜9月16日とする。その後、調査と審査を行い、長野大会時の10月18日(金)の理事会で最終的決定を行って欲しい。
次回の特別委員会を1月20日(日)に開催する。その委員会で募集要綱案を含めた最終的な結論を出したい。1月26日(土)に理事会があり、次回総会に諮る議案についての検討がある。その場にこの特別委員会から募集要綱案を提示する。