泉委員長により配付資料及び追加資料の確認があり、その後、次第に沿った協議に入る前に安江委員から提出された意見を基に、論点を整理した。
最終報告は3月に出すので、1月理事会へは概略的な報告(暫定版)を提出することとし、泉委員長から検討する原案が提出された。原案、報告(暫定版)、募集要綱、実施要領、の検討を行った。要綱、要領の文言の整理と修正を行い、全員一致で修正文案を了承した。
今回の結論へ至る重要な点は、アンケートの結果と予備調査の結果であり、それが一括寄贈を可能にしたということである。
(1)協会の今後の図書収集について、外部委員が加わり最初から検討し直した結果、協会図書の重要性と歴史的意義を認識したうえで、収集を継続してほしいという結論にあらためてなった。
(2)デジタル化は、本を裁断しなければならない、ウェブ上での公開が不可能なことで、所蔵図書の寄贈とは直接的に関係しない。
(3)海外への寄贈は、現時点では、図書の著作権、デジタル権の問題でウェブ上での公開が困 難であり、会員の利用という視点ではかなり難しい。
特別委員会は理事会に答申(報告)を提出し、総会への提案は理事会の責任で行う。総会への提案は理事会の権限であり、特別委員会は設置要綱により検討を行うことが仕事であり、その結果を総会に報告する。
理事会の判断に任せる。
次回の委員会は、3月2日(土)午後1時30分とし、最終報告をまとめる。最終報告は会報に掲載する。