冒頭、泉委員長から本日最後の委員会となるため報告書を纏めて特別委員会を終了としたい旨あいさつがあった。また、協議に入る前に、橋口委員から協会所蔵図書のうち、逐次刊行物をまとめた一覧表が提出された。
委員相互で加除訂正を確認した。
泉委員長から提示された「協会図書に係る特別委員会報告(暫定版)」の作成案を基に議論し、各委員からの意見により修正を行った。報告書は、特別委員会による審議事項の集約として「日本考古学協会所蔵の図書は、日本考古学協会員を含む一般市民への公開が可能な国公私立大学図書館、公立図書館、国公立の機関並びにこれに準ずる機関へ一括して寄贈することが最も望ましく、かつそれを可能にする現実的基盤があると考える。」との結論に至り、合わせて「協会所蔵図書寄贈先募集要綱(案)」を付すこととした。
最後に委員会の閉会に際して、木下副委員長から委員に対し、長期間にわたるご苦労様を労い、本特別委員会の報告は協会図書に対する会員の熱い思いが伝わる内容であり、これによって理事会でもよい着地点を見出してほしいとの挨拶があった。