会長挨拶

谷川 章雄 一般社団法人日本考古学協会  会長 谷川 章雄

 

 日本考古学協会は、静岡県登呂遺跡の発掘調査を契機に1948年4月に設立され、その後2009年4月からは一般社団法人日本考古学協会になりました。

 現在、日本には、大学などの教員、国・地方自治体や民間の調査組織の埋蔵文化財担当職員、博物館学芸員をはじめとして、民間の研究者を含めると5,000人を超える人たちが考古学の調査・研究に携わっています。その多くが一般社団法人日本考古学協会の会員です。

 日本考古学協会の目的は、考古学という学問や文化財保護の精神の普及、そしてそれを可能にする環境の整備にあります。

 日本考古学協会は、総会や大会などの研究発表会の開催、公開講演会や公開講座・シンポジウムなどの学術講演会の開催と支援、学会誌『日本考古学』や英文学会誌『Japanese Journal of Archaeology』などの学術雑誌・図書の刊行、日本考古学協会賞などの研究の支援と業績の顕彰、国内および国際的な研究交流の推進、東日本大震災や熊本地震などの災害に即応した支援と文化財レスキュー事業の推進、教科書問題や陵墓問題への対応など、多角的な事業を行ってきました。

 また、2016年度からは、高校生の研究活動を支援する高校生ポスターセッションの開催など、次世代の考古学研究者の育成にも本格的に取り組んでいます。

 日本考古学協会は2018年4月に創設70周年を迎えます。この節目を機会に、国際化の推進など、設立の目的をさらに深化し、飛躍させようと努力しています。考古学に関心をお持ちの皆様が、このホームページによって日本考古学協会の歩み、組織、活動などを知っていただき、よりいっそうご支援下さいますようお願い申し上げます。