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第2回南部学研究会〜中世南部氏と北日本の中世城館〜

 「南部学」とは、南部氏と南部地方に関わる歴史や文化、伝統を研究する学問である。
 南部町は南部藩発祥の地であり、南部氏は室町時代から戦国時代にかけて南部町とその周辺を拠点に活躍し、数多くの痕跡を残している。この歴史的事実は南部町が誇る最大の宝であり、郷土の誇るべき歴史遺産となっている。
 近年、聖寿寺館跡をはじめとして中世南部氏全般について、文献史学や考古学の調査研究が進み、これまで謎に包まれていた中世南部氏の興亡が着実に解明されつつある。
 第2回南部学研究会では町民及び県内外の研究者等を対象とし、最新の研究成果を基に、講演会やシンポジウム等を開催し、南部学研究の深化を図るとともに、中世南部氏の北日本における歴史的重要性を全国に発信するものである。

プログラム

10月5日(日) 09:45〜16:10

09:15開場 受付開始
09:45〜10:00開会セレモニー
10:00〜11:00史跡聖寿寺館跡国指定10周年記念講演
講 師:小野正敏氏(前人間文化研究機構理事)
テーマ:「中世の権威を語る場とモノ〜南部氏の特徴と位置づけ〜」
11:00〜12:00基調講演
講 師:齊藤利男氏(弘前大学教授)
テーマ:「室町・戦国の日本国と『三戸屋形』南部氏 −聖寿寺館と本三戸城下の歴史的位置−」
12:00〜12:45昼食・ポスターセッション・遺物展示
【ポスターセッション】
  • 塚田直哉氏(北海道上ノ国町教育委員会)「北海道の中世城館」
  • 榊原滋高氏(五所川原市教育委員会)「津軽西海岸における安藤氏関連の中世城館」
  • 中田書矢氏(鰺ヶ沢町教育委員会)「南部光信と種里城跡」
  • 船場昌子氏(八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館)「根城跡・新井田古舘跡」
  • 熊谷隆次氏(八戸工大二高等学校教諭)「戦国期南部の『一家』〜糠部郡の政治的秩序〜」
  • 柴田知二氏(二戸市教育委員会)「岩手県北の中世城館」
【紙上報告】
  • 五十嵐祐介氏(秋田県男鹿市教育委員会)「秋田安東氏の城館脇本城跡」
  • 布施和洋 (南部町教育委員会)「聖寿寺館跡の出土陶磁器と存続年代について」
12:40〜12:55アトラクション「南部七唄七踊り」
13:00〜13:20研究発表1 永井 治(南部町教育委員会)「史跡聖寿寺館跡の発掘調査二十年の成果」
13:20〜13:40研究発表2 永井康雄氏(山形大学教授)「聖寿寺館跡の掘立柱建物の性格について」
13:40〜14:00研究発表3 鈴木和子氏(青森県埋蔵文化財調査センター)「中世安藤氏の城館と福島城跡」
14:00〜14:20研究発表4 今野賀章氏(福島県伊達市教育委員会)「室町・戦国期の伊達氏の城館」
14:20〜14:40研究発表5 小島幸雄氏(新潟県上越市教育委員会)「上杉氏と上越後の中世城館」
14:40〜14:50休憩
14:50〜16:10シンポジウム「中世南部氏と北日本の中世城館の特徴」
コーディネーター:伊藤正義氏(鶴見大学教授)
パネラー:講演者・研究発表者
内容:シンポジウムでは各地域の中世城館の特徴と陶磁器の中での 威信財をメインに、北日本の各城館を比較し、城館の構造やモノから 見えてくる中世南部氏の格式や中世日本の中の南部氏の位置づけを探る。
16:10閉会セレモニー

10月6日(月)09:00〜11:00 現地見学会「国史跡聖寿寺館跡」