カフェ de 考古学 2024「考古学 今とこれから」開催のお知らせ
「カフェ de 考古学」は、市民のみなさんと考古学の研究者が、カフェでコーヒーを飲みながらおしゃべりするような雰囲気で考古学のさまざまな話題について気軽に語りあう場です。どなたでも参加できますので、この機会にふるってご参加ください。
日 時:2024年4月~2025年2月 偶数月の第2土曜日 14:00~16:00
会 場:Zoomによるオンライン開催
主 催:一般社団法人日本考古学協会
対 象:どなたでも
定 員:各100名。なお、当協会賛助会員の方は定員とは別枠でご参加いただけます。
参加費:無料
参加方法:遠方からでも参加しやすいよう、Zoomアプリを使ってオンラインで行います。Zoomアプリが使えるように準備しておいてください。
プログラム:話題提供1時間+フリートーク1時間程度ですが、各回ごとに異なります。
お申込み:本ページ掲載の申込みフォームから各回ごとにお申し込みください。おってZoomのURLをお知らせいたします。
各回、開催日1ヶ月程度前にお申込みを開始します。
第4回 10月12日(土) 定員100名
「東南アジア考古学の現在」 講師:小野林太郎、田代亜紀子、田畑幸嗣、丸井雅子 国際交流委員会
東南アジアは、山脈から流れ下る大河川と下流のデルタを特徴とする大陸部と、火山帯に沿った多島海の島嶼部から成る地域です。こうした自然環境のなかで積み重ねられてきた多様で豊かな人類の営みとその歴史を、最新の考古学研究成果から紐解きます。遺跡をめぐる現代社会の諸問題についても考えてみます。
第5回 12月14日(土) 定員100名
「庭園遺跡の魅力を語る」 第89回総会研究発表セッションから/日本庭園学会共催
1庭園と考古学 杉本宏(京都造形芸術大学)、2庭園遺跡の発掘調査 大澤伸啓(日本庭園学会)、3平泉の庭園調査と整備の近況 島原弘(平泉町教育委員会)、4一乗谷の朝倉館跡庭園の近況 藤田若菜(一乗谷朝倉館博物館)、4つの事例報告とともに庭園遺跡の魅力を語ります。トークセッション 進行 足立佳代(日本庭園学会)*事前に質問、コメントを受け付けます。
第6回 2025年2月8日(土) 定員100名
「人類の歴史の始まりを考えよう」 社会科歴史教科書等検討委員会
多様性に富んだこの地球には、現在80億人を超える人類が暮らしています。地域ごとに個性豊かな伝統文化の歴史は、様々な生命体によって構成される自然環境との対話によって生み出されてきました。この日本列島にやって来た私たちの祖先は、どこからやってきて、どんな生活の知恵を選択し、現在の私たちに引き継いできたのでしょうか。地域と共にある人類の未来はここからはじまります。
第1回 4月13日(土) 定員100名
「魏志倭人伝研究の新たな地平」 講師:門田誠一(佛教大学) 進行:山田邦和(同志社女子大学)
『三国志』の一部である魏志倭人伝に記された倭と倭人の事物・習俗・社会に対し、単純に日本列島の考古資料と対比・比定する見方が主流でした。しかしながら、中国史書として編纂の史的環境や文化的背景から読み解くのが本来の方法であり、こうした視点から東アジアにおける倭と倭人の姿に焦点をあてたいと思います。
終了しました。
第2回 6月8日(土) 定員100名
「考古学的ビブリオバトル!」(書評合戦ゲーム) 研究環境検討委員会
研究環境検討委員会では、考古学の研究環境にかかわる諸問題について考えていますが、今回は、考古学の本の世界の課題(良書を知ること、読むこと、語ること)を考える一環として、知的書評合戦・ビブリオバトルを、考古学に関連する本を紹介する形で行います。各プレゼンテーターたちが紹介する一押しの本から一番読みたくなった「チャンプ本」を、考古学に関心を寄せるみなさん、ひとり1票を投じて、一緒に決めてみましょう!
終了しました。
第3回 8月10日(土) 定員100名
「8月に考える 戦争遺跡の保存と活用」 埋蔵文化財保護対策委員会ミニシンポジウム
1沖縄陸軍病院南風原壕 保久盛陽(南風原町教育委員会)、2旧高知海軍航空隊掩体群 油利崇(南国市教育委員会)、3調布飛行場周辺の戦争遺跡の保存と活用 金井安子(調布飛行場の掩体壕を保存する会)、4海軍築城航空基地稲童掩体と関連遺跡 小川秀樹(行橋市歴史資料館) 4つの事例を報告し、戦争遺跡の保存と活用について皆さんと一緒に考えます。トークセッション進行 田尻義了(九州大学)*事前に質問、コメントを受け付けます。
終了しました。