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一般社団法人日本考古学協会第81回(2015年度)総会

◆5月23日(土)

公開講演会 会場:17号館1723教室
14時00分〜15時00分阿部 朝衛 氏
(帝京大学教授)
「初期人類の子どもたち」
セッション1「子どもをめぐる考古学」 会場:17号館2階1723教室
1.15時10分〜15時15分阿部朝衛・高木暢亮「趣旨説明 子どもをめぐる考古学の意義」
2.15時15分〜15時40分直江康雄「石器製作技術の伝承と学習−北海道白滝遺跡群資料をもとに−」
3.15時40分〜16時05分山田康弘「埋葬例からみた縄文時代の子どもたち」
4.16時05分〜16時30分高木暢亮「弥生時代の土器棺墓にみる子どもの埋葬」
(休憩:16時30分〜16時40分)
5.16時40分〜17時05分忽那敬三「考古学から見た古代の子ども−関東の事例から−」
6.17時05分〜17時30分奈良貴史「子どもの遺体を見る」
7.17時30分〜17時35分阿部朝衛・高木暢亮「子ども考古学の展望」

◆5月24日(日)

◆第1会場:17号館1階1711教室
1.10時00分〜10時25分及川 穣・横山 真・品川欣也・小菅将夫・今野晃市・松山克胤・千葉 史「3D計測技術を用いた考古資料の接合研究−旧石器時代研究における新しい資料の認識にむけて−」
2.10時25分〜10時50分中村由克・菊池強一「岩手県大台野遺跡における透閃石岩製石斧の確認の意義−旧石器時代における日本海沿いの石材移動ルート−」
3.10時50分〜11時15分橋詰 潤・I.Shevkomud・内田和典・M.Gorshkov「欠損痕跡から見た更新世終末における伐採具利用の変遷」
4.11時15分〜11時40分青野友哉・西本豊弘・伊達元成・大島直行・永谷幸人「北海道伊達市若生貝塚の年代的検討」
5.11時40分〜12時05分柴 正敏・関根達人「津軽海峡域における晩期縄文土器の移動−胎土に含まれる火山ガラスに基づいて−」
6.14時15分〜14時40分山岡拓也「真脇遺跡『イルカ層』出土石槍欠損資料の形成要因」
7.14時40分〜15時05分佐々木由香・菅野紀子・中市日女子・柴田 恵・高田和徳「縄文時代の敷物圧痕の素材同定と加工技術−岩手県一戸町御所野遺跡を中心に−」
8.15時05分〜15時30分中山誠二「縄文時代のダイズ栽培と種子の形態分化」
9.15時30分〜15時55分小畑弘己「圧痕法のイノベーション」
◆第2会場:17号館1階1712教室
10.10時00分〜10時25分植田 真・水野慎士・高井健吾・横山 真・千葉 史・秋山雅彦・門脇 智・高木隆司「縄文施文研究のための3次元計測技術」
11.10時25分〜10時50分本郷一美・山田昌久・那須浩郎・米田 穣・姉崎智子・堤 隆・高橋遼平・橋本 望・黒沼太一・萩原弘幸「長野県南佐久郡小海町天狗岩岩陰遺跡の環境考古学調査」
12.10時50分〜11時15分米元史織「筋骨格ストレスマーカーからみる縄文・弥生時代の性分業とその変化」
13.11時15分〜11時40分平川ひろみ「民族考古学的観点から考古資料としての土器をみる」
14.11時40分〜12時05分北條芳隆「車輪石の祖型貝輪について−ゴホウラ背面貝輪の再評価−」
15.14時15分〜14時40分寺井 誠「甑から見た渡来人の故地」
16.14時40分〜15時05分大山祐喜・伊藤敬太郎「千葉県市原市海保小谷作遺跡の調査成果−陶邑産の器台状の高坏を中心として−」
17.15時05分〜15時30分藤野一之「埼玉県坂戸市入西石塚古墳出土の武器・武具」
18.15時30分〜15時55分橋本達也・岡本和彦・栗林誠治「古墳時代中期における金銅装甲冑の再検討−徳島県小松島市田浦出土品の再発見と子安観音古墳−」
◆第3会場:17号館2階1721教室
19.10時00分〜10時25分竹中正巳・下野眞理子・鐘ヶ江賢二・大西智和・中村直子「地下式横穴墓から出土した人骨に認められた上顎前歯部の特殊摩耗」
20.10時25分〜10時50分藤木 海「国史跡 観音堂石仏の災害復旧に伴う調査について」
21.10時50分〜11時15分早川和賀子「国分寺造営の造瓦の様相−豊前国分寺を中心に−」
22.11時15分〜11時40分櫻木晋一・神崎 前「岩国市中津居館跡の一括出土銭」
23.11時40分〜12時05分日暮晃一・小笠原永隆・佐藤 誠・牛村展子・千葉いずみ「嶺岡牧における木戸の構造と野馬堀の役割」
24.14時15分〜14時40分原 祐一「水戸藩駒込邸の研究−駒込邸と加賀藩邸の造成と雨水処理−」
25.14時40分〜15時05分阿部常樹「近世江戸における魚類の値段と食文化的価値との相関性−出土魚類遺体の解釈をめぐって−」
26.15時05分〜15時30分鈴木重治「北前船で運ばれた備前・備後産陶器の基礎的研究−生産窯址の確認と製品分布を中心に−」
27.15時30分〜15時55分鹿島昌也「富山城下町遺跡出土『病院』銘入り徳利形陶器瓶の意義について」
◆第4会場:17号館2階1722教室
28.10時00分〜10時25分設楽博己・簑原泰彦・工藤雄一郎・熊木俊朗・高瀬克範・福田正宏・山田康弘・林 正之「柳田國男の収集した考古資料」
29.10時25分〜10時50分贄 元洋「発掘調査で出土する『土壌シードバンク』の活用について−考古学と保全生態学の共同研究−」
30.10時50分〜11時15分溝口孝司「世界考古学会議−歴史・課題・展望−」
31.11時15分〜11時40分村上恭通「ユーラシアにおける青銅器鋳造具副葬の系譜」
32.11時40分〜12時05分小田木治太郎・廣川 守・菊地大樹「中国北方青銅器文化の金属器製作技術」
33.14時15分〜14時40分川村佳男・和田 浩・矢野賀一「古代中国の極薄青銅器にみる製作痕分析−3次元計測、蛍光X線分析を踏まえて−」
34.14時40分〜15時05分黄暁芬・一瀬和夫・阮文団・張得戦・木下保明・丁麗玄・米田 穣・鵜澤和宏・原田昌浩「ベトナム、ルイロウ古城・東古墓群第1次発掘調査」
35.15時05分〜15時30分小泉龍人・齋藤正憲・西野吉論・小茄子川 歩「彩文定着に向けた施文法と燃料選択−2014年の焼成実験−」
◆第5会場:17号館2階1723教室
セッション2「日本列島における現生人類(Homo sapiens)出現研究の最前線」
1.10時00分〜10時25分海部陽介「初期現生人類のアジア拡散−出アフリカから日本列島に至るまで−」
2.10時25分〜10時50分出穂雅実「日本列島における現生人類の出現年代と行動的特徴」
3.10時50分〜11時15分池谷信之「神津島産黒曜石と海峡往還」
4.11時15分〜11時40分佐藤宏之「日本列島の陥し穴猟−世界最古の罠猟と定着的生業システム−」
5.11時40分〜12時05分森先一貴「剥片尖頭器の出現−現生人類文化の交流−」
セッション3「縄紋時代草創期から早期の年代と文化変化」
1.14時15分〜14時40分小林謙一・米田 穣・坂本 稔「趣旨説明 縄紋時代草創期から早期の年代と文化変化」
2.14時40分〜15時05分遠部 慎・一木絵理「縄文海進と環境・文化の変化過程」
3.15時05分〜15時30分國木田 大「極東地域東北部における縄文草創期から早期の年代的位置づけ」
4.15時30分〜15時55分三好元樹・及川 穣「石鏃石器群成立年代と生業諸活動の変化過程」
5.15時55分〜16時20分渋谷綾子「残存デンプン粒分析からみた縄文時代前半期の植物利用とその変化」
6.16時20分〜16時45分建石 徹「黒曜石の交換・流通過程の変化−後期旧石器時代後半期から縄文時代前半期を中心として−」
◆第6会場:17号館3階1731教室
セッション4「古墳時代後期首長墓における被葬者像の検討−千葉県城山1号墳を中心に−」
1.10時00分〜10時25分栗林誠治・宮代栄一・白木原 宜「城山1号墳の馬具、鈴、鎹・掛金具について」
2.10時25分〜10時50分犬木 努「城山1号墳出土埴輪の再検討−系譜・組成・配置・生産組織−」
3.10時50分〜11時15分古屋紀之「城山1号墳出土土師器長脚高坏の位置づけ」
4.11時15分〜11時40分草野潤平「城山1号墳石室の成立過程」
5.11時40分〜12時05分谷畑美帆「古墳に埋葬された被葬者の検討−城山1号墳を中心に−」
6.12時05分〜12時30分瀧瀬芳之「城山1号墳出土大刀群の評価」
セッション5「数理的解析による型式学と社会発展理論の刷新に向けて」
1.14時15分〜14時40分中尾 央・田村光平・有松 唯「考古学の方法論を問い直す」
2.14時40分〜15時05分松本直子・笹倉万里子「人口シミュレーションによる文化動態研究」
3.15時05分〜15時30分田村光平・山口雄治「楕円フーリエ解析による遠賀川式土器の拡散過程の復元」
4.15時30分〜15時55分田村光平・松木武彦「幾何学的形態測定学的アプローチによる古墳形態の定量的解析」
◆第7会場:17号館3階1732教室
セッション6「島嶼環境への適応と集団形成−礼文島浜中2遺跡調査から見えてくるもの−」(日本人類学会骨考古学分科会との共催)
1.10時00分〜10時25分加藤博文・Andrzej WEBER「島嶼環境への適応と集団形成−礼文島浜中2遺跡調査から見えてくるもの−」
2.10時25分〜10時50分岩波 連・長沼正樹「浜中2遺跡の遺跡形成過程とその特異性」
3.10時50分〜11時15分佐藤孝雄・増田隆一・大西 凜・高橋鵬成・服部太一・豊田あかり・澤田純明「続縄文・オホーツク文化期の動物資源利用−浜中2遺跡Nakatani地点からの知見−」
4.11時15分〜11時40分石田 肇・深瀬 均・長岡朋人・岡本有可・木村亮介・佐藤丈寛・安達 登「オホーツク文化の人々の生活史と生活誌、および系統問題」
5.11時40分〜12時05分蔦谷 匠・畑山智史・米田 穣「古人骨と動物遺存体の同位体分析からみた浜中2遺跡における島嶼適応」
6.12時05分〜12時30分岡田真弓・藤澤隆史・加藤博文「パブリック考古学の手法をもちいた研究成果の共有と公開」
セッション7 東日本大震災対策特別委員会「東日本大震災から5年目−復興調査が抱える諸課題と大規模災害と考古学について考える−」
1.14時15分〜14時20分渋谷孝雄「趣旨説明」
2.14時20分〜14時35分八木光則「岩手県内の復興調査の見通し」
3.14時35分〜14時50分倉敏明「宮城県内の復興調査の見通し」
4.14時50分〜15時05分玉川一郎「福島県内の復興調査の見通し」
5.15時10分〜15時25分飯島義雄「文化財レスキューと日本考古学協会」
6.15時25分〜15時50分菊地芳朗「東日本大震災と考古学−その課題と可能性−」
7.16時00分〜16時45分討 論
◆第8会場:17号館3階1733教室
セッション8 埋蔵文化財保護対策委員会「埋蔵文化財保護体制の10年と今後を考える」
1.10時00分〜10時25分柳戸信吾・峰村 篤・北澤 滋「埋文委アンケート結果からみた埋蔵文化財保護の10年」
2.10時25分〜10時50分鐵 英記「兵庫県の埋蔵文化財保護行政−ここ10年を中心に−」
3.10時50分〜11時15分北野博司「事前調査減少地域での埋蔵文化財保護行政の課題と大学の取り組み」
4.11時15分〜11時40分松田 陽「パブリックアーケオロジーの観点からの遺跡活用」
5.11時50分〜12時30分討論

ポスターセッション 10時〜16時30分(解説:13時〜14時)

会場:17号館3階ロビー
P01藤山龍造・白石杏奈「白滝型細石刃生産の再検討」
P02山崎真治「沖縄先史時代の貝製刃器とその加工・使用・変形について」
P03中村耕作「縄文時代中期における住居床面/墓坑内の倒置土器」
P04金原正明・田崎博之・岡田憲一・金原正子・金原美奈子・柳原麻子「遺跡堆積物の総合要素と有機残存物の分析からの環境・生業・農耕の復原検討」
P05小杉 康「イルカを狩るムラ・オットセイを狩るムラ−礼文華遺跡と小幌洞窟遺跡−」
P06松本建速「土器からみた東北北部における居住者の交替」
P07中園 聡・平川ひろみ・太郎良真妃・内村憲和・白井菜実・若松花帆・鹿島優子「同一製作者個人の作品か?−弥生土器の多角的検討の実践から−」
P08太郎良真妃・中園 聡「考古遺物における三次元計測の実践とその可能性−土器を中心として−」
P09小林正史・外山政子・M野浩美「弥生時代〜古代の調理方法の東西日本間の地域差の背景−火処の分析を中心として−」
P10住谷善愼「倭の七王からみた大王墓25基編年試論」
P11水野敏典・奥山誠義・北井利幸・柳田明進「古墳時代前期の銅鏡以外の青銅器製作技術の研究−三角縁神獣鏡の製作地を考えるために−」
P12小田裕樹「奈良時代の盤上遊戯に関する新知見」
P13野原大輔・藤田慎一・辻本裕也「砺波平野における地震痕跡」
P14清水 香「擦文・アイヌ文化期における漆塗椀の考古学的研究」
P15木立雅朗・帖地真穂「京都市内の家屋内に残る民用『防空壕』の研究−近現代考古学と『京都学』の視点から−」
P16市川 彰・八木宏明「火山噴火前後の人間活動の変化を読み解く−中米エルサルバドルを中心に−」
P17小林青樹・宮本一夫・古瀬清秀・野島 永・新里貴之・石川岳彦「春秋戦国時代における銅鉄同所生産の諸問題」
P18惠多谷雅弘・黄暁芬・阮文団・張得戦・岩下晋治・中野良志「古代都市遺跡調査における多衛星データの応用について」
P19徳澤啓一「ラオス最北部における伝統的土器製作の移転と変容」
P20野口 淳・ムハンマド ザヒル「パキスタン北部における文化遺産の現状と課題−ディアメル・バシャ・ダム水没予定地域を中心に−」
P21若林邦彦・魚津知克・WAC-8京都実行委員会「世界考古学会議第8回京都大会(WAC-8京都)の開催」
P22研究環境検討委員会「考古学研究における後継者育成の現状−大学アンケートの結果から−」
P23社会科・歴史教科書等検討委員会「小学校指導要領等の改訂に対する要望」
P24埋蔵文化財保護対策委員会「東日本大震災復興事業に伴う埋蔵文化財調査の現状(V)」