坂東市神明遺跡の保存に関する要望書について(回答)
坂教生学発第52号
平成30年6月11日
一般社団法人日本考古学協会
埋蔵文化財保護対策委員会
委員長 藤沢 敦 様
坂東市長 木村 敏文
坂東市神明遺跡の保存に関する要望書について(回答)
一般財団法人日本考古学協会の皆様におかれましては、「自主・民主・平等・互恵・公開の原則」を第一義に掲げられ、1948年の設立以来、考古学の発展と文化財保護精神の涵養に御尽力されておりますことに感謝申し上げますとともに、その活動に対しまして、心からの敬意を表する次第であります。
この度は、埋蔵文化財保護対策委員会の皆様より、貴重な御意見をお寄せいただきまして誠にありがとうございます。沓掛神明地区につきましては、本年3 月の確認調査により、大規模な環状盛土遺構であることが確認されました。市といたしましても、非常に重要な遺跡であるとの認識を新たにしたところでございます。
一方で、当該地区におきましては、平成29年3月に「沓掛神明地区土地区画整理事業施行に関する条例」が制定されております。条例制定にあたりましては、平成25年2月、当該地区住民から道路及び水路等の整備についての要望を受け、地元住民等との協議を重ねた結果、土地区画整理事業により一体的な整備を行うとの方針が決定し、事業計画の策定に至ったという経緯がございます。
このようなことから、土地区画整理事業の進退につきましては、神明遺跡の重要性を踏まえた上で、改めまして地元住民等と協議を進めていきたいと考えております。
また、神明遺跡の保存・活用につきましては、これらの協議結果や地元住民等の意向も踏まえつつ、茨城県教育庁文化課など関係機関の助言・指導をいただきながら、方法等について検討してまいりたいと考えております。
今後も、市民の皆様からの御意見、御要望を伺いながら、住みよいまちづくりに取り組んで参りたいと考えておりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、神明遺跡の保存・活用を進めるにあたりましては、貴協会の御支援を賜れれば幸いに存じます。
坂教生学発第52号
平成30年6月11日
一般社団法人日本考古学協会
埋蔵文化財保護対策委員会
委員長 藤沢 敦 様
坂東市教育委員会教育長 倉持 利之
坂東市神明遺跡の保存に関する要望書について(回答)
一般財団法人日本考古学協会の皆様におかれましては、「自主・民主・平等・互恵・公開の原則」を第一義に掲げられ、1948年の設立以来、考古学の発展と文化財保護精神の涵養に御尽力されておりますことに感謝申し上げますとともに、その活動に対しまして、心からの敬意を表する次第であります。
この度は、埋蔵文化財保護対策委員会の皆様より、貴重な御意見をお寄せいただきまして誠にありがとうございます。沓掛神明地区につきましては、本年3 月の確認調査により、大規模な環状盛土遺構であることが確認されました。市といたしましても、非常に重要な遺跡であるとの認識を新たにしたところでございます。
一方で、当該地区におきましては、平成29年3月に「沓掛神明地区土地区画整理事業施行に関する条例」が制定されております。条例制定にあたりましては、平成25年2月、当該地区住民から道路及び水路等の整備についての要望を受け、地元住民等との協議を重ねた結果、土地区画整理事業により一体的な整備を行うとの方針が決定し、事業計画の策定に至ったという経緯がございます。
このようなことから、土地区画整理事業の進退につきましては、神明遺跡の重要性を踏まえた上で、改めまして地元住民等と協議を進めていきたいと考えております。
また、神明遺跡の保存・活用につきましては、これらの協議結果や地元住民等の意向も踏まえつつ、茨城県教育庁文化課など関係機関の助言・指導をいただきながら、方法等について検討してまいりたいと考えております。
今後も、市民の皆様からの御意見、御要望を伺いながら、住みよいまちづくりに取り組んで参りたいと考えておりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、神明遺跡の保存・活用を進めるにあたりましては、貴協会の御支援を賜れれば幸いに存じます。