(回答)宮城県〔文 第1064号〕
文 第 1064号
平成27年 7月15日
一般社団法人日本考古学協会
埋蔵文化財保護対策委員会 委員長 殿
宮城県知事 村井 嘉浩
宮城県教育委員会 教育長 髙橋 仁
宮城県栗原市入の沢遺跡の保存と活用に関する要望について(回答)
本県の文化財保護行政につきましては、日頃格別の御協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、平成27年7月1日付け埋文委第4号で要望のありましたこのことについては、下記のとおり回答いたします。
記
古墳時代前期の集落跡が発見された入の沢遺跡につきましては、本県の歴史を考える上で極めて重要な遺跡であるとともに、全国的にも貴重な遺跡であることは十分認識しております。遺跡の取扱いにつきましては、遺跡の重要性を鑑み、国土交通省、栗原市、栗原市教育委員会等の関係機関と協議を行ってまいります。
入の沢遺跡とその周辺の大仏古墳群・伊治城跡を含めた遺跡群は、地域の歴史を理解する上で貴重な文化財であると認識しており、関係機関と協議の上、適切に対応してまいります。