本年度も、広く考古学の面白さ・楽しさをお伝えするために第5回の「公開講座〜考古学から見えてきたふるさとの歴史」を開催いたします。会員の皆様も、ふるってご参加ください。
第5回目を迎えました今回の公開講座では、「西谷墳墓群をささえた人々−むかし、いま、そしてみらい−」と題して、島根県出雲市西谷遺跡や出雲平野の弥生時代遺跡の調査成果を踏まえ、弥生時代の出雲について考えます。また、西谷遺跡と子供達との触れ合いの場を設けてこられた小学校の先生にも参加していただき、遺跡と市民の関わりについても考えていきたいと思います。子供さんも含めた市民の皆様に分かりやすくお伝えしたいと考えておりますので、ご興味のある周囲の方々にもお声がけをお願いいたします。
記
13:00 | ■ 開会 | 出雲市長 長岡秀人
日本考古学協会会長 菊池徹夫 | |
13:15 | ■ 記念講演 | 西谷墳墓群の発掘と四隅突出型墳丘墓 | 島根大学名誉教授 渡邊貞幸 |
14:15 | ■ 基調報告Ⅰ | 西谷に集まった人々 −西谷墳墓群の土器が語るもの− | 県立古代出雲歴史博物館専門学芸員 守岡利栄 |
14:45 | ■ 基調報告Ⅱ | 出雲平野のムラとハカ | 出雲市文化財課主事 須賀照隆 |
15:30 | ■ 討論会 | 西谷古墳群の調査・保存・継承
| 司会:花谷 浩(出雲市文化財課)
パネラー:渡邊貞幸・桑本京子(元大津小学校校長) 守岡利栄・須賀照隆 |
16:55 | ■ 閉会 |