シンポジウム「三遠南信周辺における中期弥生土器と交流」のお知らせです。
日時:2017年2月25日~26日
会場:浜松市地域情報センター(浜松市中央一丁目12-7)
主催者:地域と考古学の会
参加条件:参加申し込み不要、資料代有り
趣旨
三遠南信における、本格的な水稲農耕の定着期である弥生時代中期の土器様式の変化と、盛んに移動する土器移動の実態を明らかにし、中期弥生社会の変化とその社会的背景を、濃尾・駿豆地域を含め、明らかにしたい。
プログラム
25日(土)土器の編年と移動
12:30 受付
13:00 あいさつ:鈴木敏則(浜松市博物館)
13:10 ①記念講演 東日本の農耕社会の成立 石川日出志(明治大学)
14:00 ②貝田町式土器とその前後 石黒立人(愛知県埋蔵文化財センター専門委員)
14:50 休憩
15:00 ③瓜郷式土器とその前後 鈴木とよ江(西尾市教育委員会文化振興課)
15:50 ④嶺田式土器とその前後 鈴木敏則(浜松市博物館)
16:40 ⑤阿島式土器とその前後 市澤英利(飯田市上郷考古博物館)
17:30 終了
26日(日)生産と墓制の画期
9:30 ⑥駿河中期中葉とその前後の土器 小泉祐紀(静岡市歴史文化課)
10:20 ⑦基調報告 東海の弥生土器と農耕文化 篠原和大(静岡大学)
11:10 ⑧尾張・美濃の生産用具と墓制 石黒立人(愛知県埋蔵文化財センター専門委員)
12:00 昼休み
13:00 ⑨三河の生産用具と墓制 前田清彦(豊川市教育委員会生涯学習課)
13:40 ⑩遠江駿河伊豆の生産用具 中川律子(静岡県埋蔵文化財センター)
14:20 ⑪南信の生産用具と墓制 山下誠一(飯田市教育委員会生涯学習スポーツ課)
15:00 休憩
15;10 討論:司会・黒沢 浩(南山大学) 佐藤由紀男(岩手大学)
討論Ⅰ 土器編年の並行関係と交流実態
討論Ⅱ 生産と墓制の変化と画期、社会的背景
16:25 閉会のあいさつ:平野吾郎(浜松市文化財保護審議会委員)
16:00 閉会