2019年7月6日【シンポジウム】公開シンポジウム「水中文化遺産へのアプローチ」

日 時:2019年7月6日(土)  13:00~17:00

会 場:東京海洋大学・品川キャンパス 楽水会館 大会議室

主催者:日本海洋政策学会・課題研究「水中文化遺産の保護等に関する法制度及び技術的検討」グループ

対 象:研究者・行政担当者・学生・この分野に興味をお持ちの方

参加費:無 料

要申込:以下のアドレスに6月29日(土)までに申し込みください。
    https://forms.gle/JLESobkuRyJr8CmW6

問い合わせ先:課題研究ファシリテータ
                   m197016@edu.kaiyodai.ac.jp

情報ページのアドレス:http://blog.canpan.info/ariua/daily/201906/04      

趣旨

 シンポジウムは、日本海洋政策学会の課題研究(2017年10月~2019年9月)として取り組んできた「水中文化遺産の保護等に関する法制度及び技術的検討」の研究活動の一環として、課題研究のメンバーと招へい研究者による発表に基づき、この課題を検討します。2017年10月に文化庁が公表した行政指針に基づき、新たな提言を導くとともに、合わせて領海外の国内法の適用に際して、水中文化遺産保護条約などをどのように参照するかなど、諸外国の事例もふくめて若干踏み込んで議論いたします。
 多くの方にこの分野の現状を知ってもらいたいとともに、とくに考古学研究者・行政担当者やこの分野興味をもっている学生に現状を正しく知ってもらう機会になれば、と思っています。

プログラム

13:00~ 開催挨拶          竹内 俊郎(東京海洋大学学長)
                     來生 新 (日本海洋政策学会副会長・日本沿岸域学会前会長)
                 坂元 茂樹(日本海洋政策学会学術委員会委員長)

13:15~ 趣旨説明        中田 達也(前出)
13:20~ 招待講演1 「『台湾水下文化資産保存法』:歴史、主旨及び挑戦」
                                      邱 文彦(国立台湾海洋大学教授)
13:50~ 招待講演2 「陸の考古学者が水中の文化遺産になにを求めるか」
                                      杉山 浩平(東京大学大学院総合文化研究科・グローバル地域研究機構 地中海部門特任研究員)

14:20~ 話題提供1 「どこが領海を管理?:『水中文化遺産保護条約』の批准に向けて」
                                      岩淵 聡文(東京海洋大学教授)

14:40~15:00  -休憩:情報交換・交流〔20分〕- 

15:00~ 話題提供2 「国内外の水中文化遺産調査について」
                                      吉崎 伸((公財)京都市埋蔵文化財研究所/(特非)水中考古学研究所理事長)
15:20~ 話題提供3 「『水中文化遺産保護条約』と埋蔵文化財保護行政について」
                                      中田 達也(前出)
15:40~ 話題提供4 「水中文化遺産の調査およびその方法・保護・活用について」
                                      林原 利明((特非)アジア水中考古学研究所理/㈱玉川文化財研究所主任研究員)

16:00~16:05  -休憩〔5分〕- 

16:05~16:55  総合討論 〔50分〕

16:55~ 閉会挨拶          林原 利明(前出)