「多良古墳群の保存に関する要望書」について(回答2)

令和6年11月8日

 

一般社団法人日本考古学協会
埋蔵文化財保護対策委員会
委員長 吉田 広 様

海陽町教育委員会
地域つながり課

 

「多良古墳群の保存に関する要望書」回答について

 

令和6年10月3日付け埋文委第4号で要望のありました標記の件につきまして、別紙のとおり回答します。

 

 


海教第102号
令和6年11月8日

一般社団法人日本考古学協会
埋蔵文化財保護対策委員会
委員長 吉田 広 様

海陽町長 三浦 茂貴

 

海陽町教育委員会
教育長 三浦 良

 

「多良古墳群の保存に関する要望書」について
(令和6年10月3日付け埋文委第4号に対する回答)

 

 海部野根道路の多良地区海部インターチェンジ予定地内で発見された、前方後円墳1基を含む5基からなる多良古墳群は、古墳時代前期の海陽町や徳島県、延いては太平洋沿岸地域の文化の広がりや関係性を考える上で、重要な古墳群であると認識しております。
 また、極めて重要な遺跡であると考えられる1号前方後円墳及び2号円墳については、徳島県知事から事業者である国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所に対して現地での保存が要請され、了承されたことから、文化庁や徳島県の指導・支援を頂きながら適切な文化財保護を図るよう進めているところです。
今後は、本町文化財保存活用検討委員会(多良古墳群)を開催し、史跡指定に向けた手続きを進めると共に、徳島県とも連携を図りながら文化財の適切な保護や活用について、検討を進めてまいります。

 

 

以上
(地域つながり課)