国民共有の財産である埋蔵文化財の記録の中心となる発掘調査報告書は、印刷物として作成され保存活用されなくてはならない。この印刷物としての発掘調査報告書の存在を知らしめ、その活用を促進するものとして、発掘調査報告書の低精度PDFデータの公開が位置づけられる。当説明会では、報告書電子化及び全国遺跡報告総覧登録に関する実務を説明し、発掘調査報告書の一層の活用促進をはかることにより、埋蔵文化財の普及公開に資することを目的とする。
日時:2018年12月20日(木)
場所:石川県地場産業振興センター本館2階第2研修室
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/abouts/setumeikai2018
参加条件:参加費無料 事前申込不要
主 催: 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
共 催: 国立大学法人島根大学附属図書館,全国遺跡報告総覧プロジェクト
後 援: 文化庁,石川県教育委員会,全国埋蔵文化財法人連絡協議会,全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会
プログラム
基調「発掘調査報告書電子化の埋文行政上の位置づけ」
川畑純 文化庁文化財第二課 文部科学技官
報告「報告書公開活用の展望」
国武貞克 奈良文化財研究所都城発掘調査部 主任研究員
報告「全国遺跡報告総覧の機能と今後の可能性」
高田祐一 奈良文化財研究所企画調整部 研究員
案内「報告書データベースの実務に関わる説明」
*著作権許諾の手続きを含む
矢田貴史 島根大学附属図書館 企画・整備グループ
質疑応答
個別相談会 対面で個別相談に応じ疑問点等にお答えします