第89回総会研究発表プログラム

5月28日(日)

口頭発表

  •  9時30分 開  会
  • 15時40分 閉  会

第1会場:東海大学14号館1階103教室

1 9時30分~9時55分 長井謙治・米田 穣・卜部厚志・太田博樹・吉川昌伸・能城修一・佐々木由香・吉川純子・澤田純明・下岡順直・宮田佳樹・丸山真史・佐々木繁喜・中村由克・岩瀬 彬・小熊博史・麻柄一志・片岡 新・角田朋行 「山形県南陽市北町低湿地発掘プロジェクト―2020-23年度合同発掘調査の中間的報告―」
2 10時00分~10時25分 亀井 翼・阿部芳郎

「茨城県土浦市下坂田貝塚における製塩活動」

3 10時30分~10時55分 山田康弘・脇山由基・渡部裕介・小金渕佳江・和久大介・覚張隆史・太田博樹・米田 穣・日下宗一郎・増山禎之 「愛知県伊川津貝塚出土人骨における埋葬属性とmtDNA分析結果」
4 11時00分~11時25分 植田 真 「組縄縄文の原体について」
5 11時30分~11時55分 小林正史・村上由美子 「弥生時代から古墳時代・古代への竪杵の時間的変化の要因」
6 14時15分~14時40分 日高 慎・田中 裕・小森哲也・君島利行 「関東の古墳時代終末期首長墓の築造―栃木県壬生町車塚古墳を中心に―」
7 14時45分~15時10分 中久保辰夫・宮﨑雅充・白井忠雄・堀 真人 「滋賀湖西北部における群集墳の形成過程」
8 15時15分~15時40分 清家 章・神澤秀明・篠田謙一・安達 登・角田恒雄 「ゲノム解析による岡山県久米三成4号墳被葬者の親族関係」

 

第2会場:東海大学14号館1階104教室

9 9時30分~
9時55分
清水 香 「アイヌ文化における宝物と価値観の形成について」
10 10時00分~10時25分 高田祐一

「大坂城石垣関連石材における刻印鮮明化手法の意義と可能性―考古学×文献史学×ITによる成果―」

11 10時30分~10時55分 松本啓子 「鎖国期のマジョリカ陶器色絵フォグリー文アルバレルロはいかにして生まれたのか?―出土例の背景に垣間見る茶道と貿易、カトリックとの関係―」
12 11時00分~11時25分 関根達人 「奄美大島の洗骨・再葬墓」
13 11時30分~11時55分 宮城弘樹・関根達人 「与論島近現代墓地の考古学的・民俗学的調査」
14 14時15分~14時40分 坂井 隆 「女工寄宿舎生活の物的要素―鐘紡新町工場寄宿舎跡の調査から―」
15 14時45分~15時10分 藤野一之 「土器の異状態接合研究」
16 15時15分~15時40分 黄 暁芬・阮 文団・黎 文戦・池田 拓・丁 麗玄 「漢唐帝国南縁都市『交趾』ルイロウ城の第6次発掘調査成果」

 

セッション

  • 9時25分 開 会
  • 11時55分 第7会場 閉 会
  • 16時10分 第5会場 閉 会
  • 16時40分 第4会場 閉 会
  • 17時10分 第3・6会場 閉 会

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第3会場:東海大学14号館2階202教室

セッション1「布留遺跡の様相」 
9時25分~
9時30分
池田保信 「趣旨説明」
1 9時30分~
9時55分
小泉翔太 「布留遺跡における縄文時代集落の様相」
2 10時00分~10時25分 山本 亮・石井智大 「古墳時代初頭の布留遺跡の変化と特性」
3 10時30分~10時55分 繰納民之 「鍛冶関連遺物からみた布留遺跡の鉄・鉄器生産組織」
4 11時00分~11時25分 石田大輔 「布留遺跡と周辺古墳群の動態」
5 11時30分~11時55分 小森俊寬・三好美穂・木村理恵 「布留遺跡の古代土器生産の継承性と展開」
6 12時00分~12時25分 池田保信 「布留遺跡研究の展望と課題」

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セッション2「土器は何を語るか―学術変革領域研究(A)『土器を掘る』の中間成果報告―」 
14時10分~14時15分 小畑弘己 「趣旨説明」
1 14時15分~14時40分 福井淳一・村本周三・柳瀬由佳・宮内信雄・堀内晶子・國木田 大・小畑弘己・宮田佳樹 「北海道南部における縄文時代の土器調理変遷」
2 14時45分~15時10分 小林謙一 「縄紋土器付着物の炭素同位体比分析による海産物利用の地域差・時期差」
3 15時15分~15時40分 西田泰民・阿部昭典・宇田津徹朗・水ノ江和同

「繊維土器の混和植物素材の探求」

4 15時45分~16時10分 佐々木由香・能城修一・小林和貴・山本 華・首藤 剛・Hari Prasad DEVKOTA・菅野紀子・高田和徳 「縄文土器付着炭化植物遺体からみた種類と用途」
5 16時15分~16時40分 小西和彦・吉冨博之・佐々木由香・小畑弘己 「土器圧痕からみた縄文時代の昆虫と家屋害虫」
6 16時45分~17時10分 小畑弘己・國木田 大・宮地聡一郎・大森貴之・尾嵜大真・米田 穣 「土器包埋炭化物法による縄文時代最末期~弥生時代の穀物流入と展開」

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第4会場:東海大学14号館2階201教室

セッション3「土器残存脂質分析による学際的アプローチ(3)」
9時25分~
9時30分
宮田佳樹 「趣旨説明」
1 9時30分~
9時55分
白石哲也・小泉祐紀・梶山倫裕・篠原和大・宮内信雄・堀内晶子・宮田佳樹 「登呂遺跡出土土器の脂質分析から見えてきたもの」
2 10時00分~10時25分 岡安雅彦・竹原弘展・堀木真美子・宮田佳樹 「遠賀川式土器の黒色化技術復元の試み」
3 10時30分~10時55分 村本周三・福井淳一・宮内信雄・堀内晶子・國木田 大・宮田佳樹 「北海道東部における古食性分析」
4 11時00分~11時25分 宮内信雄・榎本剛治・赤坂朋美・木ノ内 瞭・堀内晶子・吉田邦夫・宮田佳樹 「環状列石では何を調理していたのだろうか?」
5 11時30分~11時55分 宮田佳樹・村本周三・宮内信雄・堀内晶子・福井淳一 「三内丸山遺跡出土土器の脂質分析―縄文前期から中期へ煮炊きは変わるのか?―」

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セッション4「長岡藩牧野家の歴代藩主・正室の人類学的再検討」(日本人類学会骨考古学分科会との共催)
1 14時15分~14時40分 奈良貴史 「趣旨説明 長岡藩牧野家の歴代藩主・正室の人類学的再検討」
2 14時45分~15時10分 大野憲五 「牧野家の顔面形態の三次元解析」
3 15時15分~15時40分 佐宗亜衣子・水野文月・植田信太郎 「長岡藩牧野家の歯と顎骨にみられる病理痕と歯石について」
4 15時45分~16時10分 波田野悠夏・戸坂明日香・川久保善智・鈴木敏彦 「牧野家の復顔像について」
5 16時15分~16時40分 米田 穣・吉永 淳・辰巳晃司・奈良貴史 「遺骨の化学分析からみる長岡藩牧野家の食生活」

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第5会場:東海大学14号館2階204教室

セッション5「遊牧社会の拠点形成と交易―モンゴル高原を中心として―」
9時25分~
9時30分
中村大介 「趣旨説明」
1 9時30分~
9時55分
中村大介・ガルダン=ガンバートル・中村 大 「匈奴形成以前の活動」
2 10時00分~10時25分 臼杵 勲・L.イシツェレン 「匈奴の囲壁遺跡とその周辺」
3 10時30分~10時55分 田村朋美 「匈奴および鮮卑におけるガラス交易―分析化学的アプローチ―」
4 11時00分~11時25分 大谷育恵 「漢式文物の匈奴領域への拡散」
5 11時30分~11時55分 佐川正敏 「遊牧国家の拠点形成と瓦塼生産―匈奴を中心に―」
6 12時00分~12時25分 木山克彦・正司哲朗・B.アンフバヤル 「ウイグル可汗国の城郭」

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セッション6「デジタル化時代の遺跡・埋蔵文化財包蔵地・遺跡地図を考える」
14時10分~14時15分 高田祐一 「趣旨説明」
1 14時15分~14時40分 宮本利邦 「自治体における遺跡地図の扱い―熊本県阿蘇市の事例―」
2 14時45分~15時10分 石井淳平 「遺跡存在を確率的に考える―『隣接地』概念の再検討―」
3 15時15分~15時40分 野口 淳・武内樹治 「埋蔵文化財調査ビッグデータの分析―京都市・東京都府中市の事例―」
4 15時45分~16時10分 川崎志乃 「遺跡GISを活用した教育普及活動―四日市市での取り組み事例から―」

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第6会場:東海大学14号館2階203教室

セッション7「埋蔵文化財としての庭園遺構の発掘調査、保存と活用」(日本庭園学会との共催)
9時25分~
9時30分
足立佳代 「趣旨説明」
1 9時30分~
9時55分
杉本 宏 「考古学と庭園」
2 10時00分~10時25分 足立佳代 「庭園遺構の特徴と発掘調査」
3 10時30分~10時55分 島原弘征 「平泉における庭園の調査と整備」
4 11時00分~11時25分 今江秀史 「平安時代の庭園の発掘における着眼点」
5 11時30分~11時55分 大澤伸啓 「庭園遺構発掘調査・解釈の難しさ」
6 12時00分~12時25分 討 論

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セッション8「災害・防災考古学の提唱」
14時10分~14時15分 関根達人 「趣旨説明」
1 14時15分~14時40分 杉山秀宏 「古墳時代榛名山噴火による被災状況と復興について」
2 14時45分~15時10分 相原淳一 「貞観津波研究に関する現状と課題」
3 15時15分~15時40分 松﨑大嗣

「開聞岳の噴火と火山災害遺跡」

4 15時45分~16時10分 横山英介・青野友哉 「考古学が捉えた自然災害と復旧―アイヌ社会の被災履歴―」
5 16時15分~16時40分 林原利明 「神奈川県小田原市根府川沖海底に残る関東大震災(1923年)被害の痕跡としての水中文化遺産と災害・防災考古学」
6 16時45分~17時10分 討 論

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第7会場:東海大学14号館2階205教室

セッション9 英文機関誌編集委員会
       「Iron in the Yayoi and Kofun Periods of Protohistoric Japan」 ※全編英語
9時25分~
9時30分
佐々木憲一 「趣旨説明」
1 9時30分~
9時55分
鈴木崇司 「中部高地・関東からみる弥生社会と鉄」
2 10時00分~10時25分 Joseph RYAN 「Unraveling the threads of production and circulation: Digital microscopy of organic threads found on the iron burial goods of Nishimotomezuka Kofun」
3 10時30分~10時55分 河野正訓・佐々木憲一 「農具鉄製刃先の所有と社会システムの変化―古墳時代の日本を中心に―」
4 11時00分~11時25分 Scott LYONS 「Reexamining the Ōgata Ironworking Site with a Focus on the Pyrotechnical Features」
11時30分~11時55分 

Discussion

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ポスターセッション

 会場:東海大学14号館地階ホール

 10時00分 開  会
 16時30分 閉  会

【会場】
 ・掲示作業:5月28日(日)  9時30分~10時00分
 ・掲示時間:5月28日(日) 10時00分~16時30分
 ・解説時間:5月28日(日) 13時00分~14時00分
 ・撤去時間 :5月28日(日) 16時30分~16時45分

【オンライン】
 ・第89回総会特設サイト ポスター掲示期間:5月28日(日)9:30~6月9日(金)17:00

P01 下岡順直・川野良信・長井謙治 「複合遺跡で検出された礫群の考古理学的研究―愛知県新城市萩平遺跡A地点隣接地を例として―」
P02 大塚宜明・飯田茂雄・朝井琢也・正司哲朗・澤井 玄・石村 史・勝田一気 「北海道常呂郡置戸町置戸山2遺跡の第7次発掘調査概要報告」
P03 根岸 洋・箱﨑真隆・能城修一・小林謙一・蒲生侑佳・宮原千波・小久保竜也・桑村夏希・原口雅隆 「縄文時代後期の掘立柱建物跡に伴う木柱の基礎的研究」
P04 天野賢一・大倉 潤 「丹沢山麓に形成された縄文集落―寺山遺跡から稲荷木遺跡まで―」
P05 岡田憲一・河本純一・小畑直也 「奈良県布留遺跡堂垣内地区検出の縄文時代焼成粘土遺構の復元」
P06 山口雄治 「貯蔵穴群の形成過程―岡山県南方前池遺跡の年代測定結果から―」
P07 忍澤成視 「先史時代の貝輪素材オオツタノハの研究―伊豆諸島御蔵島現生貝調査から見えてきたもの―」
P08 中村 大 「縄文時代儀礼の構造とゆらぎの合一にみる社会のレジリエンス」
P09 久住猛雄 「『板石硯』の認定基準と『砥石』との弁別」
P10 谷畑美帆・大賀 健・永井智教・中村岳彦・青笹基史 「三明寺古墳群出土資料の特性について―被葬者像を考察するために―」
P11 長友朋子・木立雅朗 「焼成温度と色調・混和量との関係についての焼成実験―窯導入期の土器・埴輪の解明にむけて―」
P12 松本建速・宮原俊一・東海大学文学部歴史学科考古学専攻 「遺跡形成過程の研究(5)―青森県六ヶ所村金堀沢遺跡第7次調査―」
P13 高尾将矢 「擬漢鏡の幾何学文様」
P14 杉山浩平・金子節郎 「富士山宝永噴火(1707年)で埋没した須走村の研究」
P15 中西裕見子・高田祐一・橋詰 茂・森下英治・大嶋和則・梶原慎司・松田朝由・坪佐利治・大川大地 「沿岸部潮間帯におけるSUP及びサイドスキャンソナーによる水中遺跡の分布調査―小豆島西海岸の近世石丁場の事例―」
P16 余語琢磨・田畑幸嗣・ナワビ矢麻・川口華乃好・立花唯翔・木立雅朗 「京都市五条坂京焼登り窯(旧藤平)第2次発掘調査と工房の三次元計測」
P17 遠部 慎 「馬場是一郎の研究(1)」
P18 山口欧志・金田明大 「遺跡調査における三次元計測方法の比較」
P19 中村耕作・早川冨美子・實松幸男・鬼塚知典・鈴木廣志・永田陽一・横山りつ子・小林美穂・永岡和香子・近藤真子・石井ゆきこ 「新しい価値の創出を目指した縄文土器を用いた協働的な音楽づくりの試み」
P20 研究環境検討委員会 研究環境検討委員会の問題提起2023―文化財行政における環境変化―」
P21 社会科・歴史教科書等検討委員会 「学校教育と考古学(その7)―中学校教科書の今―」
P22 埋蔵文化財保護対策委員会 「2022年度埋蔵文化財保護対策委員会の活動」

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高校生ポスターセッション

 会場:東海大学14号館地階ホール

 10時00分 開  会
 16時30分 閉  会

【会場】
 ・掲示作業:5月28日(日)  9時30分~10時00分
 ・掲示時間:5月28日(日) 10時00分~16時30分
 ・解説時間:5月28日(日) 13時00分~13時45分
 ・ 表彰式:5月28日(日) 13時45分~14時00分
 ・撤去時間:5月28日(日) 16時30分~16時45分

【オンライン】
 ・日本考古学協会公式サイト ポスター掲示期間:5月28日(日)9:30~6月9日(金)17:00

K01 福島県立磐城高等学校 史学部(佐々木美耀・越智文郁) 「常磐炭鉱といわきの歴史」
K02 埼玉県立本庄高等学校 考古学部(中島喜之介) 「埼玉県熊谷市に残る鎌倉街道支線、石尊街道について」
K03 相模女子大学高等部 髙橋あかり 「土製栓状耳飾りにおける文様―縄文土器と比較して―」
K04 鶯谷高等学校 地歴サークル部(川村歩睦) 「古田織部は本巣山口から」
K05 岐阜県立関高等学校 地域研究部・自然科学部(大野孝斗・山内健心・津田涼榎・濱口天弥・三輪玲温) 「長良川支流域におけるマガモ猟の調査―民俗調査と考古資料の検討から考える―」
K06 岐阜県立関高等学校 地域研究部・文芸部(杉浦良太朗・鈴木遥斗・梅村颯太朗・酒向達也・大竹 諒・平井華音・亀山湧也・杉浦ひのか) 「歴史漫画制作プロジェクトに関わる文化財調査―高等学校と自治体の連携による取り組み―」
K07 追手門学院大手前高等学校 甲田悠太郎 「墳墓から読み取る赤穂市有年地区の古代社会構造の変化」
K08 鳥取県立八頭高等学校 有志 亀の会(内澤 司・漆原聖流・坂口 颯・徳田修斗・平尾咲弥子・仲村敦哉・中尾 亮・長谷川 頒)

「『周尺』の復元による岡山池田家と重臣の儒式墓の分析」

K09

愛媛県立今治東中等教育学校 生徒有志 観光おもてなしEASTレンジャー(日和佐那由・渡邊琴音・松浦詩桜・伊藤翔馬)

「今治に国府が置かれた訳は古墳が教えてくれた!」
K10 福岡県立糸島高等学校 歴史部(磯邊倫太郎・吉田 煌・久我伊歩希・副島崚ノ介・中下劉乃助) 「革袋形土器の性格に関する一考察」