広島県安芸郡府中町下岡田遺跡の保存・活用に関する要望書に係る回答について(回答)

教委社第002375号
令和7年10月17日

一般社団法人日本考古学協会
埋蔵文化財保護対策委員会
委員長　吉田　広　様

府中町教育委員会教育長　新田　憲章

　2025年9月26日付け埋文委第4号で要望のあった件について、下記のとおり回答します。

記

1．2024年3月に策定された『下岡田官衙遺跡保存活用計画』に基づき、計画した諸事業を確実に実施するとともに、未指定地を含む遺跡全体を保存・活用するための具体的な計画を策定し、周辺一帯の町づくりに活かしていくこと。
(回答)
史跡下岡田官街遺跡保存活用計画に基づき、計画的に諸事業を実施しています。
また、史跡指定地以外にも本質的価値を有する遺構等が広がる地域も「活用に係る範囲」として、一体的に活用を図る予定です。

2．地域に根ざした遺跡の保存・活用施策が、長期的展望のもとで計画的に実施できるよう、専門職員の配置を含む行政組織の整備・拡充を進めること。
(回答)
埋蔵文化財に関する専門知識を有する職員を埋蔵文化財担当職員(学芸員)として任用しています。