鴨川市メガソーラー建設用地内の文化財保存に関する要望書について(回答)

鴨教生第 775 号
令和 7 年 11 月 14 日

一般社団法人日本考古学協会
埋蔵文化財保護対策委員会 
委員長     吉田  広様

鴨川市教育委員会教育長    蒔苗 茂   
 

鴨川市メガソーラー建設用地内の文化財保存に関する要望書について(回答)


 令和7年10月21日付け埋文委第5号で要望のあったこのことについて、下記のとおり回答いたします。
 なお、本件につきましては、同様のご要望を鴨川市長宛にもいただいておりますが、文化財保護に関する事務を所掌する本職から回答させていただきますのでご了承願いま す。


【回答】
1 埋蔵文化財の取扱いについては、文化庁及び千葉県文化財課の指導のもと、文化財保護法などの関係法令に基づき、適切に対応しています。
2 田原地区メガソーラ一計画地は、周知の埋蔵文化財包蔵地に該当しない旨を回答しています。ただし、工事中に埋蔵文化財が発見された場合は、直ちに工事を中止し、市教育委員会に連絡するように通知しています。
  また、文化財及び埋蔵文化財の把握調査は、今後も継続的に行っていく計画であり、 現在作成中の文化財保存活用地域計画にその取組を位置付ける予定です。
3 個別の文化財の取扱いについては、文化財保護法などの関係法令に基づき、適切に対応します。
4 文化財に関する調査成果については、適切な管理を行うとともに速やかに公表するよう努めています。また、埋蔵文化財包蔵地の周知化については、広報誌や市ホームページを活用することで情報発信に努め、文化財の保存活用に向けた取組を推進します。