機関誌『日本考古学』第60号

2025年5月12日発行 124p ISSN 1340-8488 ISBN 978-4-642-09414-6

論 文岩瀬 彬・夏木大吾大正3遺跡における「見えない」骨角器加工 ―北海道縄文時代草創期石器群の機能分析とその含意―
髙橋 哲円筒土器文化における土偶の地域性の考察
北條芳隆・白川美冬弥生文化の暦を描いた可能性のある壺
杉山和德東日本における弥生時代の鉄器生産

小特集:中近世墓地の「墓じまい」を考える

研究動向佐藤亜聖「墓じまい」をめぐる諸問題
海邉博史中世石造物を記録する意義―戦後復興期に行われた悉皆調査を手掛かりに―
関口慶久近世墓標調査と墓じまい
中田健一中近世墓の調査と世界遺産 ―石見銀山遺跡における石造物調査とその意義―
鳥羽正剛消えゆく中近世石造物の現状と課題に関する一提案