第92回(2026年度)総会「研究発表」の募集について
一般社団法人日本考古学協会第92回(2026年度)総会は、2026年5月23日(土)・24日(日)の両日、青山学院大学青山キャンパスを会場として開催を予定しています。このうち5月24日(日)が研究発表となりますので、下記の要領をご確認の上、お申し込み願います。
記
1.研究発表について
1)研究発表の内容と方法について
①研究発表は、セッション、口頭発表、ポスターセッションの3形式で行います。
②セッションは、1セッション2~3時間以内(午前1本・午後1本、時間配分は口頭発表に同じ)で行うもので、個別の研究テーマ・課題を中心に研究発表や討議が行われるものです。企画者(1名ないし2名)が、趣旨説明を行うとともに、趣旨説明・討論を含む4~6件を限度とする研究発表がなされるものです。
③受入れ件数は、セッション6件、口頭発表30件、ポスターセッション30件が可能ですが、当日発表者1名につき、いずれかの形式で1件の申込みとさせていただきます。なお、申込み件数が多数の場合は、原則として先着順とします。
④1研究チームとして複数の発表をする場合はセッションが望ましいですが、セッションではなく口頭発表で参加する場合には、原則として、口頭発表はそのうちの1件とし、他の発表は③に従いポスターセッションでお申し込みください。
⑤前年度に口頭発表(セッション含む)をされた方は、会場の都合により発表申込件数によってはポスターセッションとなる可能性があります。
⑥研究発表の会場設営に当たっては、研究者相互の情報交換や活発な議論の場を提供すべく、会場の配置や組み合せ等の調整をさせていただいております。セッション、口頭発表、ポスターセッションのいずれの発表形式を選択するかについては、上記の条件により会員の希望を基本といたしますが、それぞれの申込み件数や発表内容によっては、調整することがあります。
⑦申込みの採否、及び発表形式については、2025年12月中に日本考古学協会から申込者に通知いたします。
⑧最終的な発表の採否・発表形式・発表件数等については、日本考古学協会(理事会)が決定させていただきます。
⑨事前に、図・表・写真等の著作権に関しては発表者ご自身での処理をお願いします。
2)発表時間
①セッションは、発表は1件25分以内(発表20分、質疑5分)とします。趣旨説明は5分ないしは25分とし、5分で行う場合は研究発表とは見なさず、発表要旨も必要ありません(発表件数にも含みません)。また、討論を行う場合は、1件として扱い、25分以内とします。申込み時の申告時間・発表順番の変更は、原則的にできません。
②口頭発表は、1件25分以内(発表20分、質疑5分)とします。
③ポスターセッションは、13:00~14:00をコアタイム(発表者立会質疑時間)とさせていただきます(この間、セッションと口頭発表はありません)。また、ポスターセッション展示コーナーの使用は10:00~16:30となりますので、適宜、質疑時間を設け、各コーナーにおいて、その予定を掲示してください。
3)使用機器および形態
①今回の口頭発表においては、液晶プロジェクターの使用になります。OHC・OHP・スライドプロジェクターは使用できませんので、ご注意ください。
※デジタルデータは、Windows形式【パソコンOS:Windows 11/アプリケーション:Power Point for Microsoft 365 MSOバージョン250】となり、事前に提出していただきます。提出期限は別途ご連絡いたします。
②会場のポスターセッションの展示スペースは、1件につき、縦置・幅90㎝×高さ180㎝のパネルを使用します。OA機器等を使用される方は、机を準備いたしますので事前に申し込んでください。なお、電源がないため、各自バッテリー対応の準備を願います。
4)発表条件
①本協会正会員・学生会員であり、かつ2025年度分会費まで納入済みであることが申込みの条件です。
②共同発表の場合には、正会員あるいは学生会員が1名以上加わってください。なお、セッション企画者並びにポスターセッション発表代表者は、正会員・学生会員に限ります。
③協会・実行委員会主催もしくは共催を除くセッションで、科学研究費助成事業など、セッション運営が認められている助成を受けて行うセッションについては、参加費として50,000円が必要です。運営費の納入方法については、申込受理後連絡します。
④セッション発表・口頭発表・ポスターセッションの当日発表者は、正会員及び学生会員に限ります。但し、協会・総会実行委員会の依頼による発表や他学会(考古学関係の学会・機関・団体等は除く)との合同セッションに関しては、この限りではありません。
⑤学生会員が発表代表者あるいは当日発表者である場合は、指導教員や共同研究を実施するなど研究を熟知している協会正会員による指導証明が必要となります(申込後に確認の上、ご連絡いたします)。
⑥セッション・口頭発表とポスターセッションは、同等の業績として研究発表要旨に収録されます。そのため、未発表のオリジナルな内容が求められます。また研究公正の観点から、当会の倫理綱領の遵守が求められます。
必ず申込書末尾の、当会の倫理綱領の遵守及び未発表であることを誓約する署名をしてください。
※「日本考古学協会倫理綱領」掲載WEBページ https://archaeology.jp/about/guidelines(別ウィンドウで開きます)
(『日本考古学協会会員名簿 2021年度版』付編 規定集(14)–(15)頁でも確認できます。)
併せて、日本学術振興会「研究公正」もご参照ください。 https://www.jsps.go.jp/j-kousei/(別ウィンドウで開きます)
2.研究発表の申込みについて
【申込み方法】
①口頭発表とポスターセッションの申込みは、別紙【様式1】の申込書(『日本考古学協会会報』No.215・100頁に掲載)に必要事項を記入し、併せて、1件200字以内の発表要旨要約と未発表である旨の誓約署名を記載のうえ提出していただきます。下記申込み期限内に、協会事務局宛に郵送またはFAX送信してください。
本サイトの会員ページ掲載申込フォームからも、申込みが可能です。
申込fフォームはこちら ※ログインに会員WEB ID・パスワードが必要です。
※当会への入会申込と同時に発表をご希望の場合は、日本考古学協会事務局へお問合せください。
問い合わせフォームはこちら
②セッションを申請する場合は、企画者(1名ないし2名)が一括して申請してください。別紙【様式2-1】の申込書(『日本考古学協会会報』No.215・102頁に掲載)を使用して、趣旨説明とともに発表者の題目・氏名を、【様式2-2】の申込書(『日本考古学協会会報』No.215・101頁に掲載)を使用して、当日発表者1名につき200字以内の発表要旨要約と未発表である旨の誓約署名を記載のうえ提出していただきます。下記の申込み期限内に、協会事務局宛に郵送またはFAX送信してください。なお、申込書は本サイトの会員ページからもダウンロードできます。
申込書はこちら ※ログインに会員WEB ID・パスワードが必要です。
【申込み期限】
2025年12月1日(月)締め切り(申込書必着厳守)
3.発表要旨の原稿執筆と編集
1)セッションの趣旨説明(25分の場合)・発表、口頭発表並びにポスターセッションによる発表要旨は、以下の要項に基づき『日本考古学協会第91回総会研究発表要旨』に収録します。
2)原稿枚数
①図版も含めA4判1頁以内
②本 文……横二段組:29文字×56行×2段、うち表題分として29文字×8行×2段を使用するので、本文は29文字×48行×2段となります。
図 版……横:1頁の場合 18.0㎝、左右半頁の場合 8.6㎝
縦:21.5㎝
トレース等を完了した完全原稿でお顧いします。
執筆者の手によらない図版・表・写真は、必ず典拠を明記してください。
※研究成果については是非、機関誌『日本考古学』等への投稿をお願いします。
3)原 稿
①文字原稿は、打出し原稿並びにテキストファイル変換したデータをCDでお送りください。あるいは、打出し原稿(PDFデータでも可)とテキストファイル変換した文字原稿をメール送信でお送りください。
②図表・写真等をデータ状態で入稿される場合には、本文中に貼り込まないでください。
レイアウトしたものとは別に、図表・写真のみのデータでお送りください。また、スキャンしたものを使用する場合は、グレースケールではなく、文字・線画モードでのスキャンをお願いします。
③メールによる原稿送付先アドレス、原稿執筆要領の詳細につきましては、12月中に、申込みの採否と併せてお知らせいたします。
4)原稿締切…2026年2月10日(火)までに協会事務局必着厳守
5)編集について
①割付・校正は協会事務局にご一任ください。執筆者校正は原則としていたしませんが、ご希望の場合には、事前にお申し出ください。
②提出された原稿及び図版・CD類は、事務の煩雑や郵送料の削減のため、原則として返却いたしませんので、各自でコピーを保存しておいてください。
6)著作権について
日本考古学協会では2017年7月22日付で、「著作権規定」を制定・施行いたしました。第91回総会研究発表及び研究発表要旨にかかる著作権については、原稿を受理した時点で一般社団法人日本考古学協会へ帰属いたしますので、の著作権規定をご確認の上、お申し込みください。
※日本考古学協会著作権規定.pdf