2025年11月8日【講演会】「知られざる北方四島―先史時代からの歴史文化を探る―」
内閣官房領土・主権対策企画調整室が運営している領土・主権展示館は、2025年4月18日(金)にリニューアルし好評を博してきたところですが、11月14日(金)に拡張部分である多目的ホール「ゲートウェイホール」がオープンいたします。
下記のとおり、今回のゲートウェイホールのプレオープンイベントとして北方四島の先史時代の遺跡の調査成果などに関する右代啓視元北海道博物館研究部長による講演会を企画しました。
2005年以来行われてきた日本とロシアの考古学・歴史学の専門家による合同調査で、北方四島に残る多くの先史時代の遺跡が調査され、北海道本島で旧石器文化からアイヌ文化までの各文化が栄えた時代にその遺跡は北方四島にまで拡がり、北方四島は北海道本島の文化圏の一部になっていたことが明らかになっています。さらに、北海道本島と北方四島の電信連絡の要となっていた電信線の根室側の陸揚施設跡が近年注目され、様々な調査や取り組みが行われています。北方四島に関する調査の第一線で長年活躍された右代啓視氏に、これら知られざる北方四島の側面について講演いただきます。
(1)講演者:右代啓視国立民族学博物館学術資源開発センター外来研究員(元北海道博物館研究部長)
(2)日時:11月8日(土)14:00-15:30
(3)場所: 領土・主権展示館 ゲートウェイホール
[所在地]東京都千代田区霞が関3-8-1 虎ノ門ダイビルイースト1階
(4)申込方法(定員80名 先着順):
①講演会名 ②開催日 ③参加者全員の氏名 ④代表者の電話番号 を明記の上、info@mtas.go.jp にメール送付。
関連URLはこちら→ https://www.cas.go.jp/jp/ryodo/tenjikan/event/lecture_251108.html