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2011年5月理事会議事録

 古瀬理事から、本日の出席者は23名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。

会員の訃報について

 古瀬理事から、京都府の有光教一会員が2011年5月11日に、宮城県の芳賀寿幸会員が5月13日に亡くなられたとの報告があり、哀悼の意を表した。

議案第61号 国際交流委員会委員の追加について

 宮本理事から、2012年度には3名の委員が退任時期を迎えるため、本年度新たに佐々木憲一会員、高久健二会員、田尾誠敏会員の3名を補充し、活動のすみやかな継続をはかりたいとの説明があり、委員の追加を承認した。
 なお、国際交流に関わる情報提供として佐藤理事から、アメリカ考古学会が日本考古学協会との提携を希望していること、イーストアングリア大学に「日本学センター」が新たに立ち上がり、セインズベリー日本藝術研究所内に「日本考古学・文化遺産センター」が設立されたこと、福永理事からは、英国のAntiquity(電子ジャーナル版)に東日本大震災の特集が組まれる旨の報告があった。

議案第62号 社会科・歴史教科書等検討委員会委員の追加について

 近藤理事から、5月22日(日)に標記委員会を開催して、委員会構成等について協議したことが報告され、本年度から宮原俊一会員を委員として補充したいとの説明があり、委員の追加を承認した。

議案第63号 後援依頼について

 水村常務理事から、葛飾区郷土と天文の博物館から、開館20周年記念特別展「古代東海道と万葉の世界」への後援依頼があるとの報告があり、後援を承認した。

報告第104号 第77回総会について

 池上理事から、第77回総会実施要項に基づき時間割、役割分担の確認があり、了解した。

報告第105号 入会資格審査報告

 山田理事から、4月理事会の結果を受けて再検討を申し入れた1名の案件については、第4回入会資格審査委員会を開催する時間的余裕がないことから、塚田良道委員長が各審査委員と連絡をとり、本年度は保留扱いとして次期入会資格審査委員会への継続審議とすることを決定したとの報告があり、了解した。続けて水村常務理事から、昨日、本案件の方から塚田委員長宛に速達が届いており、明日の総会開催前に委員長に開封願うことが報告され、了解した。

報告第106号 東日本大震災対策特別委員会準備会報告

 佐藤理事から、@5月13日(金)・14日(土)の両日、近藤理事・渋谷理事とともに岩手県と宮城県の被災地を視察し、関係機関との協議を行った。A未だ復興計画が立案されていない現状を鑑みて、特別委員会の今後の活動計画を立てられる状況ではなく、まずは明日の総会で標記特別委員会の設置承認を得て、状況をみながら対応を考えていく。B特別委員会の構成は10名程度を予定しているが、上記のような現状にあることから、当面は準備会の担当理事4名で発足し、順次委員を補充していくかたちをとりたい。C併せて「会費規則」に基づく被災会員への対応や、募金活動による支援金集めの活動も進めていくとの報告があり、了解した。

報告第107号 協会図書に係る特別委員会委員の募集について

 石川理事から、明日の総会で標記特別委員会の設置が承認されたのち、ただちに委員の募集に入ることが報告され、「協会図書に係る特別委員会」委員の募集案文が示された。検討の結果、募集案文は原案通り了解した。なお、「協会図書に係る特別委員会設置要綱(案)」の施行日は5月28日からだが、募集案文では、特別委員会委員の選任は7月9日開催予定の第3回準備会で協議し会長が委嘱することになっていることから、「協会図書に係る特別委員会設置要綱(案)」の附則部分に、第1回特別委員会が開催されるまでは、準備会が実務を代行する旨を追記することになった。

報告第108号 埋文委報告

 近藤理事から、5月21日(土)に幹事会を開催し、本日(5月27日)開催の委員会並びに総会時のポスターセッション内容について協議したこと及び、2010年度の埋蔵文化財保護をとりまく状況の調査結果資料が示され、了解した。

以上


2011年5月臨時理事会議事録

報告第109号 東日本大震災対策特別委員会について

 石川理事から、昨日の総会で設置が承認された東日本大震災対策特別委員会の委員長に、渋谷理事を推薦したいとの報告があり、了承した。

報告第110号 埋蔵文化財保護対策委員会委員の辞任について

 石川理事から、愛知県の黒沢浩委員から辞任届けが提出されている旨の報告があり、了承した。

報告第111号 会費規則について

 藤田理事から、会費規則第4条並びに会費免除期間の基準に基づく東日本大震災の被災会員への対応につき、内容と手続きの確認が説明され、了解した。

報告第112号 入会資格審査について

 水村常務理事から、一昨日の理事会で報告した速達状については、入会辞退の届け出であった。塚田良道委員長・阿部朝衛副委員長・担当理事で協議の結果、これを受領することとし継続審議はなくなって、昨日の総会では78名の入会が承認された旨の報告があり、了解した。

以上