考古学の世界では、魏志倭人伝が伝える邪馬台国の時代に関わる研究が進められており、近年、多様な視点での研究が大きな進展を見せています。本シンポジウムでは、弥生時代研究、銅鏡研究、奈良県纏向遺跡や大規模古墳の調査成果果が解明したことに論点を絞り、それぞれの研究を牽引する第一線の研究者にお集まりいただきました。
邪馬台国の時代の解明は、倭国が形成される過程を考えるために重要な意味をもちます。みなさまには、考古学がいかに邪馬台国の時代研究に取り組んでいるのかをご理解いただきますとともに、最新の考古学研究が解き明かす邪馬台国の時代の実像をお楽しみいただければと思います。
日 時:2024年9月8日(日) 10:00~17:00
会 場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1階(リバティホール)
定 員:会場 450名
会場別室(オンライン配信) 400名
※会場参加は申込先着順となります。会場が定員に達した場合は、会場別室へのご案内となります。
会場外参加(オンライン配信) 400名
主 催:一般社団法人日本考古学協会
共 催:明治大学
後 援:読売新聞社・株式会社 雄山閣
対 象:一般・学生・研究者
参加費:会場・会場別室参加 1,000円(資料代、当日配布)
会場外参加 1,500円(資料代・送料等、事前配布)
申込み:下記の申込フォームからお願いします。(9月1日(日)申込み締切)
※会場(申込が定員に達した場合は別会場)参加、会場外参加(オンライン配信)で申込フォームが異なりますので、ご注意ください。
申込締切:9月1日(日)
※本イベントは終了しました。
プログラム
コーディネーター 辻 秀人(東北学院大学)
司 会 宮本一夫(九州大学)
発 表 岡村秀典(黒川古文化研究所) 歴史考古学から見た倭王権の形成
福永伸哉(大阪大学) 三角縁神獣鏡と親魏倭王
岡林孝作(奈良県立橿原考古学研究所) 「邪馬台国の時代」と古墳―権力基盤継承の観点からー
寺沢 薫(桜井市纏向学研究センター) 纏向王権と邪馬台国論
石川日出志(明治大学) 弥生研究からみた邪馬台国の時代
討 論 「考古学が解明する邪馬台国の時代」
会場へのアクセス:明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区神田駿河台1-1)
・JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」下車、徒歩約3分
・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車、徒歩約3分
・東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車、徒歩約5分
・都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」下車、徒歩約5分