本年度も、広く考古学の面白さ・楽しさをお伝えするために第9回の「公開講座〜考古学から見えてきたふるさとの歴史〜」を開催いたします。会員の皆様も、ふるってご参加ください。
第9回目を迎えました今回の公開講座では、「東京都鈴木(旧石器時代)遺跡 現在・過去・未来」と題して行います。東京都指定史跡小平市の鈴木遺跡は都内でも最大級の広がりをもち、また立川ローム層中に12枚もの文化層があり、後期旧石器時代を通して拠点的な遺跡とされています。鈴木遺跡は今年で発掘40周年でもあり、新たな遺跡活用を目指そうとしています。市民の皆様に分かりやすくお伝えしたいと考えておりますので、ご興味のある周囲の方々にもお声がけをお願いいたします。
■ | 開会挨拶 | 日本考古学協会会長 小平市教育委員会教育長 | 高倉洋彰 関口徹夫 |
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■ | 基調講演 | 「日本旧石器時代研究と鈴木遺跡」 | 長崎潤一(早稲田大学大学院教授) |
■ | 報告 1 | 「黒曜石の流通と鈴木遺跡」 | 大竹憲昭(長野県埋蔵文化財センター) |
報告 2 | 「武蔵野台地の旧石器時代遺跡と鈴木遺跡」 | 野口 淳(明治大学校地内遺跡調査団) | |
報告 3 | 「その後の鈴木遺跡」 | 小川 望(小平市教育委員会) | |
■ | 「鈴木遺跡の意義と将来」※ご来場の方がたからもご意見をうかがう予定です。 | ||
■ | 閉会挨拶 |