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2003年7月委員会記録

  1. 2003年7月26日(土)14:00〜18:00
  2. 場所:日本考古学協会事務所
  3. 出席:甘粕健・石井則孝・石川日出志・稲野裕介・小笠原好彦・河瀬正利・西藤清秀・佐久間貴士・白石浩之・高倉洋彰・田中良之・谷川章雄・矢島國雄・(事務局:外山和夫・酒井和子)
  4. 欠席:小林三郎・小田静夫・高橋正勝・菱田哲郎・水村孝行・百瀬正恒・山田昌久
  5. 進行:谷川章雄

1.会員の訃報および退会について

谷川委員から、2003年5月28日に富山県の京田良志会員、5月31日に栃木県の大金宣亮会員、6月21日に和歌山県の大野嶺夫会員、6月28日に愛知県の立松宏会員、7月6日に千葉県の飯塚博和会員、7月10日に栃木県の大川清会員、7月26日に愛知県の牧野彦一会員が逝去されたので、弔電・生花を手配した旨の報告があった。

2.陵墓報告

石川委員から、〔1〕7月11日に宮内庁との懇談を行った。14学・協会20名が参加し、協会からは菱田委員と石川が出席した。〔2〕懇談は[1]太田茶臼山古墳の調査・工事について、[2]調査成果の公開について、[3]工事の立ち会いについて、[4]五社神古墳(伝神功皇后陵)の事前調査と公開について行われ、詳細については会報に掲載する。〔3〕来年度からは、懇談の事前打合せを明治大学に会場を借りて行いたい、との報告があり了解された。

3.新入会員資格審査について

白石委員から、2004年度新入会員資格審査の日程ならびに、審査委員候補者(案)の説明があり、原案通り了解された。

4.委員選挙について

白石委員から、次期委員選挙の日程ならびに、選挙管理委員候補者(案)の説明があり、原案通り了解された。

5.前・中期旧石器問題調査研究特別委員会報告

矢島委員から、〔1〕会報149号に掲載する捏造遺跡一覧の説明。〔2〕委員長・副委員長・事務局で今年度の活動方針を検討、各部会長に連絡をはかる。〔3〕奥野正男氏から公開質問状が提出されている、との報告があり、〔3〕について討議の結果、8月5日に協会会長・副会長・総務委員・組織調査担当委員ならびに、特別委員会委員長・副委員長・事務局矢島とで再検討することになった。

6.埋文委報告

佐久間委員から、6月・7月幹事会議事録の提示があり、〔1〕向日市宝菩提院廃寺・湯屋遺構の保存問題につき、向日市と折衝を行った。〔2〕夏期研修会は仙台市で開催する。〔3〕6月30日にパリで開催された第27回ユネスコ世界遺産会議に、「平城京を守る会」メンバーがオブザーバー参加し、鈴木重治会員が協会の声明文等を事務局長に手渡した。〔4〕桜井市茶臼山古墳の保存要望書を、関係機関に送付する予定。〔5〕飯塚博和委員の逝去に伴い、今年度は松本富雄委員が事務局次長を代行する、との報告があった。

7.2003年度滋賀大会について

西藤委員から、大会日程の説明があり、続けて小笠原委員から補足説明があった。なお、佐久間委員から、昨年度に開催した埋文委情報交換会の要請があり、10月25日(土)の9時30分〜11時30分に行うことになった。今後は毎年大会時の行事として組み入れることが了解された。

8.法人化問題について

外山事務局長から、有限責任中間法人日本考古学協会定款(素案)に対して期日までに届いた会員からの意見を踏まえ、7月17日に小委員会を開催し、最終案を作成した旨の報告があり、定款(案)の検討が行われた。その結果、弁護士の岡野会員に再確認を要する箇所がいくつか生じたため、その確認を経てから、会報149号に最終案として掲載することが了解された。

9.協会ホームページの刷新について

稲野委員から、協会独自のホームページを保有し、内容の刷新、更新システムの構築をはかるため、国立情報学研究所の学・協会情報発信サービスを利用して(無料)、ホームページを開設したい、との説明があり了解された。

10.その他

〔1〕機関誌について

田中委員から、小田委員が体調を崩されて今期の機関誌編集作業が困難な状況にあることが報告され、検討の結果、外山事務局長が代行することになった。

〔2〕2004年度以降の総・大会開催地について

西藤委員ならびに矢島委員から、来年度以降の開催計画が報告され、次回委員会にて、再検討することになった。

〔3〕平成15年度(第25回)沖縄研究奨励賞推薦応募について

谷川委員から、心当たりのある場合には、今月中に事務局まで連絡されたいとの説明があった。

〔4〕2003年度新入会員の会費未納者について

外山事務局長から、本日現在2名の新入会員が入会手続きをしていない旨の報告があり、今月中に入金が確認されない場合には、入会を無効とすることが了解された。

〔5〕九州大学の移転に伴う古墳群の保存問題について

田中委員から、上記保存問題の最終方針を決定するに当たり、埋文委からの参加を要請したいとの説明があり、埋文委員長が出席する方向で検討することが了解された。

〔6〕委員選挙規定の改正について

小笠原委員から、滋賀大会の際に開かれる臨時総会において、委員定数を25名とする委員選挙規定改正案を提出したいとの提起があり、了解された。

以上