小笠原委員から、2003年5月に青森県の上坂悟会員、7月23日に埼玉県の関野雄会員が逝去された旨の報告があった。
高倉委員から、聖嶽洞窟遺跡の検証報告書は滋賀大会時に刊行の予定であるとの報告があった。
小笠原委員から、第19期の日本学術会議考古学研究連絡委員会は、九州考古学会・考古学研究会・たたら研究会・東南アジア考古学会・日本考古学会・日本考古学協会・日本情報考古学会・日本中国考古学会・日本西アジア考古学会・日本文化財科学会の10学・協会から各1名ずつの委員が参加し、19期の藤本会員を含め11名で運営される。日本考古学協会からは、谷川総務委員が参加することになった、との報告があり了承された。
石井委員から、2004年度新入会員資格審査委員12名が決定した旨の報告があり、審査委員名簿の提示があった。
石井委員から、次期選挙管理委員16名が決定した旨の報告があり、選管委員名簿の提示があった。
小笠原委員から、〔1〕奥野正男氏からの公開質問状に対する対応として、8月5日に会長・副会長・総務委員・組織調査担当委員・旧石器問題特別委委員長・同副委員長・同事務局による検討を行った旨の報告があった。続けて、矢島委員作成による原案が提出され、検討の結果、若干の文言の修正を加えたうえ回答文とすることが了承された。
小笠原委員から、9月幹事会議事録の提示があり、〔1〕夏期研修会は10月4・5日に仙台市で開催する。〔2〕滋賀大会第2日目(10月26日)に、情報交換会を開催する。〔3〕文化庁との懇談は11月に開催の予定で、日程等の最終調整を行う。〔4〕九州大学移転用地の埋蔵文化財保存問題について、9月13日に近藤委員長が現地に赴いた。〔5〕関西連絡会から、加茂町の石仏群保存問題について、多田銀山の保存問題について、平城宮跡の保存問題について等の報告があった。
山田委員から、国立情報学研究所から必要書類を入手したので、年内の立ち上げを目指したいとの報告があり、了承された。
西藤委員から、実施要項(案)の説明があり、委員の役割分担が示された。
石井委員から、『会報』No.149掲載後に追加された、有限責任中間法人日本考古学協会定款(案)第28条第3項の説明ならびに、法人化に伴う処理として〔1〕現日本考古学協会の出資金返還請求権について、〔2〕現日本考古学協会の財産引き継ぎについての説明があり、原案通り了承された。
田中委員から、『日本考古学』第16号は滋賀大会時に刊行の運びであるとの報告があり、掲載内容の説明があった。
谷川委員から、EAA(European Associations of Archaeologists)ならびに情報処理学会の倫理綱領、日本学術会議学術と社会常置委員会報告2003.6『科学における不正行為とその防止について』の資料提示があり、当会で倫理綱領を定めるに当たっての基本的な枠組みについての検討が要請された。討議の結果、さらに慎重な検討を重ねる必要があり、臨時総会時に素案を提示するのは時期尚早であるとの判断から、臨時総会では、検討状況の報告を行うことで了承された。
河瀬委員から、2004年度大会を広島県にて開催する方向で検討を進めている旨の報告があり、了承された。
小笠原委員から、標記シンポジウムへの後援を了承した旨の報告があった。
以上