西藤委員から、実施要項に基づき各委員の役割分担、タイムスケジュールの確認があった。
石川委員から、総会資料に基づき式次第の説明があり、法人化問題については石井委員から、委員選挙規定の一部修正については小笠原委員から、それぞれ説明があった。さらに、外山事務局長から、〔1〕現協会のパソコン・コピー機・FAX・電話機等の備品に相当するものはすべてリース物件であり、その他の什器類については消耗品として扱い現物出資目録には掲載しない。〔2〕現協会の所蔵図書については、会計事務所と相談の結果、元来寄贈されたものであり将来にわたって売買する予定もないことから、資産価値は極めて微茫であると判断されたため、やはり現物出資目録には掲載しない。〔3〕定款(案)の承認を得るにあたり、承認後の字句の修正は委員会に一任する決議をしておく必要がある、との報告があり、了解された。
続けて谷川委員から、「倫理綱領の基本的な構成について」原案の提示があり、若干の文言修正を行ったうえ、臨時総会に提出することが了解された。
矢島委員から、10月幹事会議事録の提示があり、〔1〕夏期研修会を10月4・5日に仙台市で開催した。〔2〕滋賀大会第2日目(10月26日)に情報交換会を開催する。〔3〕文化庁の懇談は11月4日に開催する。〔4〕沖縄県西表島リゾート開発をめぐる埋蔵文化財保存問題については今後継続的に情報収集を行ってゆく。〔5〕『第3次埋蔵文化財白書』の刊行にあたっては、来年5月の刊行を目途に出版社と交渉中である。〔6〕平城京を守る会」が国土交通大臣宛に大和北道路建設に反対する声明文を送付する予定であり、文案の検討が要請されている、との報告があった。〔6〕については案文の検討の結果を受けて、翌26日に修正案が提示され了解された。続けて佐久間委員から、11月8日(土)に天理大学にて「オオヤマトの古墳群と地域を考える」と題した公開講演会が開催される。協会は主催団体に名を連ねており協賛金の拠出を願いたい、との報告ならびに要請があり了解された。
山田委員から、臨時総会終了後、国立情報学研究所に申請手続きを行うとの報告があり、了承された。
高倉委員から、大会時に『聖嶽洞窟遺跡検証報告』が刊行の運びとなる旨の報告があり、頒布定価の検討が行われた。
外山事務局長から、a)(株)吉川弘文館から在庫一覧の提示があり、現在300部を委託しているところを、『日本考古学年報』は100部減らして200部に、『日本考古学』は200部減らして100部にしたいとの要請がある。b)売上げ増加のためには、会員が所属する大学・埋文センター等の図書館・資料室等での購読促進が必要である、との報告があり、a)については了解されるとともに、今後は定価の見直し等を含め検討を進めることになった。
山田委員から、会員から、協会ホームページにシンポジウム開催案内を掲載して欲しいとの要請があるとの報告があり、掲載が了解された。
以上