国内で縄文~古墳時代に利用されたヒスイの大半は、糸魚川地域で産出したものである。縄文時代には糸魚川地域で製作されたヒスイ製の大珠や勾玉が全国で出土し、弥生~古墳時代には勾玉用の素材として粗割されたヒスイが北陸地方の各地に運ばれた。糸魚川市長者ケ原遺跡報告書総括編が刊行され、原産地遺跡におけるヒスイ玉の製作の実態が明らかになった。一方、ヒスイ素材の供給については研究途上にある。本シンポジウムでは、ヒスイ原産地遺跡からの視点を重視し、県内外の資料分析をとおして、ヒスイの素材供給や玉製作について検討するものである。
■ 日 時 2023年10月21日(土) 10:00~17:00
■ 会 場 新潟市江南区文化会館 音楽演劇ホール
(新潟県新潟市江南区茅野山3丁目1番14号)
■ 主 催 新潟県考古学会
■ 定 員 350名
■ 会 費 無料(別途必要な方は資料代1,000円)
■ 申込み
新潟県考古学会ホームページ内の「2023年度秋季シンポジウムのお知らせ」申込みフォームより、10月8日(日)までに申込みが必要。
※プログラム・申込みフォーム等、詳細はこちら