理事の杉井です。
8月下旬から9月上旬、阿蘇市の上御倉古墳で、実習調査を行っていました。
後期の横穴式石室墳の墳丘測量調査です。
その上御倉古墳は、國造神社のすぐとなりにあります。
國造神社も昨年の熊本地震で被害を受けました(写真1)。
灯籠が倒れていましたが、それは写真のように、元の姿に(写真2)。
少しずつですが、着実に復興へ向かっていることが実感され、とてもうれしく思いました。
思えば、昨夏中止した上御倉古墳での調査ですが、今夏それを実施できたのも、復興の歩みの1つなのかもしれません。
もう1つ、復興なった鳥居の写真を出しておきます。
南阿蘇村にある下田西野宮神社。
昨年度末に訪れたときには、元の姿に戻されていました(写真3・4)。
少しずつですが、復興の歩みを実感したそのときでした。