下條理事から、大阪府の大井邦明会員が2009年1月21日に、山梨県の桐谷賢一会員が4月15日に、小島隆会員が6月22日に、愛知県の杉浦知会員が8月4日に、同県伊藤稔会員が8月7日に亡くなられたことが報告され、哀悼の意を表した。
菊池理事から、2010年度新入会員の審査日程並びに資格審査委員候補者(案)18名h3>提示があり、これを承認した。
菊池理事から、2010年理事選挙の日程並びに選挙管理委員候補者(案)18名の提示があり、これを了承した。続けて前回の理事選挙管理委員会からの申し送り事項として、①候補者の顔写真を入れることと、候補者自身によるマニフェスト作成の必要性が要請されているが、選挙規則の変更は総会での承認を伴うことから、次号会報に掲載する選挙告示において、これらを要望するかたちをとりたいとの説明があり、これを承認した。
水村事務局長から、一般社団法人日本考古学協会への移行に伴う登記手続きを完了し、その後、各種の名義変更手続きも終了したことが報告され、了承した。
渋谷理事から、大会時の理事役割分担(案)の説明があり原案通り了承した。また、菊池理事から、総・大会時における託児所の設置が要請され、来春に向けて検討をすすめることを了承した。
渋谷理事から、来年度以降の開催地について、2010年春;国士舘大学にて5月22・23日/秋;兵庫県にて10月16〜18日、2011年春;未定/秋=栃木県、2012年春;立正大学/秋;西南学院大学、2013年春;駒澤大学/秋;未定との報告があるとともに、山本理事から兵庫県での大会開催につき補足説明があり、了承した。
山本理事から、第5回公開講座は島根県出雲市のビッグハート出雲を会場に、11月1日(日)に開催すること、会報掲載時のテーマに変更があり「西谷古墳群をささえた人々−むかし、いま、そしてみらい−」とすることが報告され、了承した。
福永理事から、①7月13日(月)に宮内庁との陵墓懇談を行ったこと。②従来行われていた「事前打合せ会」を「全体会議」と名称変更し、学協会の活動につき必要事項を検討する場として位置づけること。③陵墓限定公開30周年記念東京集会は、11月23日(月・祝)に駒澤大学深沢校舎を会場に開催の予定であること。④2009年度の活動は、限定公開・立会見学、陵墓立入り、30周年記念事業の3本を軸に取り組み、各実務を担う「実行委員会」と実行委員会間の調整を行う「運営委員会」を設置し、16学協会はいずれか1つの実行委員会に参加して役割を分担する体制をとること。⑤7月3日(金)に、宇治墓陪冢い号道路拡幅用地協力要請に伴う調査見学が行われ、当会からは高橋照彦会員が参加した。また、白髭山古墳(清寧天皇陵)南渡土堤基部が7月下旬に突然陥没したことに伴い、緊急の復旧工事が必要となった。本部立会扱いだが、緊急を要することと安全面での見学設定は困難であるとの宮内庁の事情を了解し、立会所見の学協会への教示を要請したことが報告され、了承した。
石川理事から、7月4日(土)に関西大学において約200名の参加を得てシンポジウムを開催したこと、8月2日に委員会を開催したことが報告された。また、東京と関西で実施したアンケート調査結果が提示され、福永理事からアンケートの集計結果につき説明があり、了承された。続けて石川理事から、東京・関西に引き続き、九州地区と東北地区でのシンポジウムを開催したいとの要請があった。これ対して下條財務担当理事から、両シンポジウム開催に伴う予算措置がなされておらず、本来、年度途中での数十万円単位の要求は受け容れられないが、事態の重要性を考えて、どちらか一方での開催ならば対応するとの回答があり、東北地区で開催することで了承した。
菊池理事から、①7月25日(土)に、江戸東京博物館で「発掘された日本列島2008新発見考古速報」を見学ののち、協会事務所にて2009年度の第1回委員会を開催したこと。②委員長に小野昭委員、副委員長に岸本雅敏委員を選出し、各委員の役割分担を定めるとともに、江戸博の見学をもとに英文コンテンツ作成の8遺跡を選定し、翻訳作業の準備にかかるとの報告があり、了承した。続けて英文学術誌の刊行につき提案があり、これについては、次回理事会で協議することを了承した。
岡山理事から、7月12日(日)に委員会を開催し、教科書会社への提言について検討を行ったことが報告され、了承した。
茂木理事から、28号の編集進捗状況の説明があるとともに、第8期査読委員50名が決定したこと、海外からの投稿状況等について報告があり、了承した。
黒尾理事から、第75回総会前日の埋文委員会議事録並びに6月・7月幹事会議事録にもとづき活動報告があり、了承された。
水村事務局長から、8月に刊行した『会報』No.167から広告を掲載したことが報告され、了承した。