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2009年4月理事会議事録

会員の訃報について

 菅谷理事から、兵庫県の村川行弘会員が2009年4月6日に亡くなられたことが報告され、哀悼の意を表した。

議案第1号 2008年度決算及び2009年度予算案について

 下條理事から、2008年度収支計算書の説明があり赤字の決算であることが報告された。続けて2009年度予算案の提示があり、各担当分野からの予算要求に基づき検討したが、赤字であることに加えて、各担当分野の要求額が増加しているため、予算措置に苦慮したことが報告されるとともに、次年度からは書式を整え、明確な事業計画に基づく統一した予算要求書を作成することが要請され、これを承認した。

議案第2号 近代以前日本考古学史研究小委員会準備会の設置について

 小笠原理事から、準備会を設ける趣旨説明があり、併せて準備会による小委員会設置の見通しが立った段階で、2009年度予算を執行することを承認した。

報告第1号 会員資格の喪失について

 菅谷理事から、2006年度〜2008年度会費30,000円の滞納により、8名が会員資格を喪失したとの報告があり、承認した。なお、滞納会費の督促については、継続する。

報告第2号 社会科・歴史教科書等検討委員会報告

 黒尾理事から、第75回総会口頭発表の内容について資料の提示があった。また、学習指導要領の改訂に伴い、小学校の社会科教科書が来年改訂されることから、教科書出版会社や関係省庁に対し、提言を行う予定との報告があり、提言の具体的内容については次回理事会で諮ることを承認した。

報告第3号 第75回総会について

 菅谷理事から、定款改正議案の議決に必要な出席人数につき、本日現在の状況が報告され、各理事が分担して委任状等のとりまとめを行うことを了承した。続けて黒沢理事から、「総会実施要項」に基づき役割分担等の確認があり、これを了承した。

報告第4号 機関誌の進捗状況について

 茂木理事から、『日本考古学』第27号と第28号の編集進捗状況の報告並びに、2009年度の科学研究費補助金は130万円が内定し、昨年度より10万円の減額であることが報告され、了承した。また、海外からの投稿につき協力が要請された。

報告第5号 国際交流委員会報告

 菊池誠一理事から、先月理事会の議案第6号で承認された2名の新委員候補者につき、交渉の結果、小澤正人会員1名の追加となったことが報告され、これを了承した。

議案第6号 埋文委報告

 岡山理事から、4月幹事会記録の提示があり、 ①福岡県福岡市名島城、同宗像市田熊石畑遺跡、千葉県柏市松ヶ崎城、同千葉市大膳野南貝塚、長野県松本市殿村遺跡の保存問題につき協議した。②広島県福山市鞆地区の景観保存問題については、鞆に関する研究論考を『芸備地方史研究』に掲載していくことにつき、執筆者の人選を行う。③第75回総会時のポスターセッション内容について協議したことが報告され、これら報告を了承した。

以上