理事会の開催に先立ち、石川理事から本日の出席理事は20名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。
石川理事から、埼玉県の佐々木保俊会員が8月31日、小泉功会員が9月1日、小林茂会員が9月2日に、宮崎県の日高正晴会員が9月11日に亡くなられたことが報告されるとともに、当会の副委員長並びに委員もつとめられた岡山県の近藤義郎会員が2009年4月5日に亡くなられていたことが報告され、哀悼の意を表し黙祷を捧げた。
菊池誠一理事から、英文学術誌の刊行につき再提案があり、協議の結果、海外に日本考古学の動向を情報提供することについては了承されたが、財政的な問題や、英文コンテンツ・英文サマリー等の現行の英文情報の整理が必要との意見も出され、これらの意見を踏まえて国際交流委員会において再度検討することになった。
髙倉副会長から、日本考古学協会賞の制定が提案され、その規定(案)の説明があった。協議の結果、賞の制定については了承されたが規定案に修正が生じたことから、明後日に再度理事会を開催して諮ることを了承した。
伊藤理事から、執筆者選定委員(案)の提示があり、原案通り承認された。
渋谷理事から、『大会実施要項』を基に、出席人数等の報告があった。
菊池誠一理事から、2010年度新入会員資格審査委員16名(再任9名、新規7名)の報告があり、了承した。
菊池誠一理事から、理事選挙管理委員16名(再任8名、新規8名)の報告があり、了承した。
茂木理事から、①陵墓限定公開30周年記念東京集会は、11月23日(月・祝)に駒澤大学深沢校舎を会場に開催し、当会からは菊池会長の挨拶並びに茂木理事が報告を行うこと。②2009年度の限定公開、立入りの実施見通し。③白髭山古墳(伝清寧天皇陵)緊急復旧工事の立会所見について報告があり、了承した。
黒尾理事から、9月幹事会議事録にもとづき活動報告があり、①8月15・16日に千葉県鴨川市嶺岡遺跡の現状視察、8月20日に千葉市と貝塚の保存・活用に関する意見交換会を行ったこと。②10月3・4日に山中湖セミナーハウスにて夏期研修会を実施し、今後の埋蔵文化財保護をめぐる方向性に関する検討を行ったこと。③山形大会2日目に情報交換会を実施することが報告され、了承した。
水村事務局長から、予算案の作成にあたり、来年度からは書式を整え明確な事業計画に基づく統一した予算要求書を作成することが要請されたことを受けて、予算要求書の様式を整えたことが報告され、各担当理事に対し、様式に基づく2010年度予算要求書の作成が要請された。
理事会の開催に先立ち、石川理事から本日の出席理事は22名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。
髙倉副会長から、16日理事会での意見を踏まえた「日本考古学協会賞規定(案)」が再提出され、協議の結果、一部修正のうえ承認された。12月刊行の『会報』No.168に掲載して会員の意見を求め、1月理事会で原案を決定して第76回総会に諮ることになる。
白井理事から、本日現在、応募者はないが問い合わせが数件あったこと、10月末日の締切後、小委員会を開催することが報告され、了承した。
黒沢理事から、これまで開催された公開講座のブックレット化について、実施したい旨の報告があったが、現状を詳しく把握したうえで再提案することが要請された。