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2014年10月理事会議事録

 理事会に先立ち、髙倉会長と、大会実行委員会から挨拶があった。
 続けて、佐藤理事から、本日の出席者は19名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。

議案第240号 協会寄贈図書受入継続について

 白石副会長から、協会寄贈図書の受入継続が9月理事会で承認されたことを受け、受入再開についての12月会報原稿が提示された。審議の結果、一部修正の上、会報掲載を承認した。また、奈良大学との最終的な贈与契約書案及び覚書案が提示され、承認した。

議案第241号 協会主催WAC京都大会オープニングセッション実行委員について

 宮本理事から、世界考古学会議(WAC)京都大会のセッションに対応する実行委員会の委員案が提示され、佐藤理事・河野理事・新納理事・橋本理事・宮本理事の5名で原案通り承認した。

議案第242号 名誉会員、賛助会員に関する規定・内規の修正案について

 石川副会長から、9月理事会の検討を踏まえて、賛助会員・名誉会員各々に関する規定・内規の修正案が提示された。会費、配布物、権利等については、他学会の事例とも対比して審議し、修正案どおり承認した。規定の設置にあたり、諸規則・規定等見直し検討会を中心に、関連する規則・規定・内規・細則の修正、また、諸経費に及ぼす影響などの想定を行い、成案を1月理事会に提案することで承認した。

議案第243号 協会公式ホームページについて

 髙倉会長から、第1回将来構想検討小委員会においても検討課題としてあげられたWEBの有効活用の一環として、協会公式サイト改善の検討について要望があり、提案として、広報委員会を主体に国際交流委員会・財務担当・事務局等からなる作業部会を設置したいとの説明があった。協議の結果、公式サイトの改善を前提とした情報推進化小委員会を早急に設置することで承認した。

議案第244号 『日本考古学年報』67(2014年度版)執筆者選定委員について

 岡山理事から、『日本考古学年報』67(2014年度版)の執筆者選考委員案が提示され、一部訂正の上、承認した。

報告第331号 2014年度大会について

 大竹理事から、「大会実施要項」に基づき、日程・役割分担の最終確認があった。

報告第332号 広報委員会報告

 馬淵理事から、9月13日(土)に委員会を開催し、@国際交流委員会から情報発信のコーナーを設置したいとの要望があった。これから公式サイトの整備を進める一環として対応することで理解を求めた。A他団体からのイベント情報掲載の依頼について、協会ホームページに「イベント情報連絡フォーム」を開設し、運用を始めた。B総・大会時の研究発表の動画公開について、課題等の抽出のために2014年度伊達大会における研究発表の動画撮影について試行を検討したことが報告され、了承した。

報告第333号 研究環境検討委員会報告

 小川理事から、9月13日(土)に委員会を開催し、@本年度の体制について、新委員の選考を行った。A2014年度伊達大会のポスターセッションについて検討し、これまでの取り組みに、「大学における(考古学の)教育・研究環境と後継者育成」を加えて作成することとなった。B伊達大会のポスターセッションを踏まえ、今後は各大学にアンケートを行う予定であるとの説明があり、了承した。

報告第334号 英文機関誌編集委員会報告

 宮本理事から、@Japanese Journal of Archaeologyのロゴデザイン、及び直弧文の日本考古学協会イメージデザインの文化庁登録が完了した。A7月理事会で選定した協会のロゴデザインを基にレターヘッドを作製し、便箋と封筒が完成した。レターヘッドの用紙は、主に英文の公式な書類で使用することが説明され、了承した。

報告第335号 東日本大震災対策特別委員会報告

 石川副会長から、@昨年度から開催している「東日本大震災復興に伴う発掘調査の成果報告会」について、今年度は1月31日(土)に宮古市民文化会館で、2月1日(日)に福島県文化センターで開催する予定で準備を進めている。A特別委員会の終了時の報告書の作成について検討していることが報告され、了承した。

その他

(1)研究活動の不正行為等への対応について(要望)

 石川副会長から、近年、先行研究の不適切な引用や評価についての論評などの問題がみられることから、研究不正に対する取り組みとして、ガイドラインの作成等の検討が要望された。

以上