大工原理事から、本日の出席者は23名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。
大工原理事から、福島県の江藤吉雄会員が2014年7月17日、静岡県の山本恵一会員が8月25日、北海道の畑 宏明会員が8月28日、兵庫県の立花 聡会員が9月13に亡くなられたとの報告があり、哀悼の意を表した。
橋口理事から、協会図書に係る検討小委員会では、8月21日(木)に協会所蔵図書の寄贈先である奈良大学と意見交換を行った上で、7月理事会議案第224号を受け、協会図書の受入継続について再検討を行った。協会図書に係る特別委員会の答申で示されたように、図書の継続収集が基本的な方針であるが、図書の受入については総会で説明し会員の理解を得た上で再開する。長瀬常務理事からは、受入にかかる事務経費について見直した試算が提示された。審議の結果、当初より経費の節減が図られており図書受入継続について承認されたが、図書受入継続について会員ごとに解釈が異なっている可能性もあり、12月会報で図書の受入再開に関する説明を行った上で、第81回総会に諮ることとなった。また、奈良大学との贈与契約書案及び覚書案が提示され、一部字句修正の上、承認した。
馬淵理事から、以前に会員から要望があり継続審議となっている総会時の研究発表の動画公開について、実施した場合の課題等の抽出のために10月の2014年度伊達大会において、研究発表の動画撮影について試行を検討しているとの説明があった。審議の結果、動画撮影の目的の明確化、費用、公開に向けた著作権処理の問題など課題が多く、多方面から再度検討する必要のあることから、継続して審議を行うこととなった。
小川理事から、本年5月で6名の委員が退任したため、新たに大八木謙司会員、笹森紀己子会員、肥後弘幸会員、深澤靖幸会員の4名を委員として推薦したいとの説明があり、原案通り承認した。
石川副会長から、賛助会員・名誉会員について、7月理事会の検討を踏まえた規定案・内規案、及び入会申込書案・名誉会員推薦書案が提示された。賛助会員・名誉会員の各々について、対象・会費・権利等について検討を行い、賛助会員は法人・個人・学生等を対象とし、それぞれの会員について権利・会費を定めること、名誉会員については、顕著な功績のある者を対象とすることとした。賛助会員に関する規定及び内規、名誉会員に関する規定及び内規の条文については、継続して審議を行うこととなった。
宮本理事から、世界考古学会議(WAC)京都大会へ国際化の試みとしてセッションへの対応が要請され、宮本・佐藤両総務担当理事及び企画担当理事や国際交流担当理事を中心に実行委員会を設立し、参加の内容を検討することで、承認した。
佐藤理事から、「東日本大震災復興事業に伴う埋蔵文化財関係予算措置の延長要望に関する声明」について、案文と声明文送付先の確認があり、声明文を原案通り承認し、さらに関係機関を送付先に加えて大会を待たずに提出することとなった。
大谷理事から、現在の刊行物の契約と予算の執行状況について説明があった。協議の結果、刊行物の編集・納期等との関係もあることから、財務担当理事に各刊行物の担当理事も含めての慎重な検討が要請され、継続して審議を行うこととなった。
本議案については、10月理事会で審議することとなった。
大工原理事から、退会者の滞納会費について、法律的には退会者の支払いの意思表示確認が必要であることが説明され、法律を踏まえて滞納会費の督促を行うことで承認した。
大工原理事から、**会員から退会届けが提出されている旨の報告があり、退会を承認した。
大竹理事から、「大会実施要項」に基づき、各理事の役割分担と日程の確認があり、了承した。
馬淵理事から、2015年度新入会員の入会資格審査委員について、原案通り16名全員の承諾を得たことが報告され、了承した。
清家理事から、@2014年度伊達大会時に会員配布する『日本考古学』第38号が校了したこと、A現在の投稿・依頼原稿の状況について、B表紙デザインが正式に文化庁登録されたことが説明され、了承した。
橋本理事から、8月3日(日)に2014年度第1回委員会を開催し、@英文サイトに掲載する英文コンテンツについて、「発掘された日本列島2014」より掲載する遺跡を選択、決定した。A今年度の「第8回アジア考古学四学会合同講演会」は「アジアにおける農耕の出現と拡散」をテーマに、2015年1月10日(土)に明治大学に於いて開催予定である。なお、将来的には参加学会の枠を広げることも実行委員会で検討していく。BWAC京都大会への国際交流委員会の積極的な参加の提案があったことが報告され、了承した。
新納理事から、立会調査見学が9月4日(木)に男狭穂塚古墳(男狭穂塚陵墓参考地)で実施され、7学協会11名が参加し、当会からは陵墓担当理事並びに近傍の会員が参加したことが報告され、了承した。
本報告については、10月理事会で報告を受けることとなった。
本報告については、10月理事会で報告を受けることとなった。
橋口理事から、8月21日(木)に協会所蔵図書の寄贈先である奈良大学と意見交換を行い、@契約書及び覚書の作成について、A図書の受け渡しについての日程の調整、B日本考古学協会会員の図書利用について、C図書の登録等の管理について、協議したこと。また、図書の継続的な寄贈については、奈良大学の希望も踏まえ、協会としての継続寄贈の方法について検討中であることを説明したことが報告され、了承した。また、協会所蔵図書の配架される図書館について視察を行った。
橋口理事から、8月21日(木)の奈良大学との意見交換会の後に委員会を開催し、図書の受入継続について協議した。協会図書に係る特別委員会では、2013年3月31日付で答申書をまとめ、基本的に収集は続けるべきであるが、収集した図書を協会で所蔵することは困難であり、継続して寄贈先に送付することが賢明であるとした。特別委員会の答申を受け、図書の継続収集が基本的な方針であるが、収集に掛かる経費は最小限になるよう検討し、奈良大学とも協議する必要性のあることが説明され、了承した。
本報告については、10月理事会で報告を受けることとなった。
橋口理事から、9月幹事会を開催し、@沼津市高尾山古墳について、9月6日(土)に静岡県知事と面談を行い、保存に一定の理解を得られたが、今後も注視し続けていく必要がある。A第81回総会時に、埋文委アンケートの総括を行う予定であるとの報告があり、了承した。
釼持理事から、7月27日(日)に委員会を開催し、11月8日(土)開催のシンポジウムについて検討を行ったことが報告され、了承した。
長瀬常務理事から、誤発送に伴って発生した諸経費の発送委託業者への請求について報告があり、了承した。
髙倉会長から、事務局規則と就業規則について、検討作業を中断していたが、検討を再開することが説明された。